主夫のぽぽ(@carp0p0)です。
広島の人が「広島焼き」というフレーズに対して怒りを覚えるという話は有名になってきましたが、実は広島の中ではその土地の名前が付いているご当地お好み焼きがあるのはまだまだ知られていないところかと。
県北の三次市には「三次辛麺焼」なるものがあったり、県南部の竹原市には「たけはら焼き」、観光地として有名な尾道市には「尾道焼き」なんてのも。
ただ、僕が昔から知っているのは広島県東部、家具で有名な府中市の「府中焼き」。多分広島でもご当地のお好み焼きでは一番有名だと思います。
そんな「府中焼き」が近所で食べられるという情報を掴んだので食べに行ってみました。
広島市安佐南区大町東にある「だいまる」です。
だいまる(広島市安佐南区大町東)
お店の場所はこちら。
こちらのお店を知ったのは、家のポストに入っていた一枚のチラシでした。
宅配してくれるお好み焼き屋さんなんだなーという感じでよくよくチラシを見てみると「府中焼き」の文字。
僕ね、実は昔から結構好きなんです。
府中焼きの文字。のぼりにも書いてありますが、特徴としてミンチを使っているんです。
お店に入ります。
店内でも食べられるんですが、宅配やお持ち帰りの比率が多いようですね。
開店と同時くらいにお店に入ったにも関わらず、10枚近くがすでに焼かれていて。でもお客さんは僕が最初、みたいな感じでした。
これです。ミンチが上に乗ってるでしょ?これが普通のお好み焼きであれば豚バラ肉が乗るんです。
豚バラではなくミンチの理由は、高度経済成長期、工業都市として栄えた府中市は共働きの家庭が多く、子どものおやつとして安くて旨味が出るミンチをお好み焼きの具材として使ったからだそうです。
そんなこんなで焼き上がりました。
形が綺麗です。そして麺、わかりますかね?カリッカリに焼かれています。
卵をしっかり焼くのも府中焼きの特徴。なので焼き時間は若干長くなります。
という事でいただきました!
ぽぽ、食べた
パリパリの麺と中の具材のふっくら具合のコントラストがたまりませんねー。
豚バラ肉の食べ応えも良いですが、ミンチの旨味もこれはこれでアリ!どんどん食べ進めていってしまいます。
食事としてももちろんアリなんですが、ビールのつまみとしてもこの食感と旨味は最高です。
やはり「府中焼き」好きだなー。
もちろんお好み焼きが一番ですけど、たまに味変したくなる時には「府中焼き」、おすすめです!
ごちそうさまでした!
という事で今回はこの辺で!