主夫のぽぽ(@carp0p0)です。
ここ最近、この手の「教員の長時間労働」というニュースに関しては聞き飽きた感もありますが、どれだけ報道されて、どれだけ問題視されてもなかなか変わらないんでしょうね…。
まあそんなに簡単な問題じゃないこともわかります。
でもね、長時間労働で疲弊していたり、この元記事にもありますが、仕事への満足度も低いと感じてモヤモヤしている先生よりは、やりがいを持ってイキイキと子どもたちと接してくれるような先生に自分の子どもを預けたいと思うのは、どんな親だって一緒じゃないかと。
保護者の立場としては、学校や先生に全てを任せるというのは違うし、ましてや学校や先生の負担にしかならないようなことはするべきじゃないしです。
その辺は保護者や地域と学校が連携して上手いことできる部分もあるんじゃないかなと思います。
何度も言いますが、そんなに簡単なことではないんだと思います。もし、これを教員の方や学校関係者が読んだら「そうは言っても…」と思われるかもしれません。
でもやっぱり改善はしてほしいというか、何とか上手い方向にいってほしいと願うわけです。
やるべきこととやった方がいいこと
先生ってほとんどの人が「先生になりたい」と思って就く職業ですよね。
まあとりあえず教員でもやっとくか…と後ろ向きな感じで先生になる人って少ない。
だから「子どもたちのために」という思いが強い人たちばかりです。
「子どもたちのためになるなら!」といろんなことを考えてやってくれているんだと思います。
「こんなことをやった方がいいんじゃないのか」
「あんなことを取り入れた方が子どもたちのためになるんじゃないのか」
保護者からすると、自分の子どもたちのために色々考えてくれるというのはありがたいことです。
なんですが…ここは思い切って「やった方がいいこと」はやらないという選択も考えてほしいです。
当然ですが、やるべきことはやってほしいし、教員としてやらなければならないという責務もあると思います。
でも、子どもたちのためになるからと「やった方がいいこと」を全てやっているとそりゃパンクしてしまいます。
「子どもたちのために」となると「やった方がいいこと」なんてのはおそらく山ほどあるでしょう。
以前から書いていますが、例えば家庭訪問だって「やらないよりはやった方がいい」と言われれば、そりゃそうだとなります。
参照:家庭訪問って必要なの?恒例行事から考えた教員の働き方に対する2つの疑問 – 主夫のぽぽさん
家庭の状況を知るために、とか「やった方がいい」理由を並べることは出来るんです。
ただ、そういう「やった方がいい」を思い切って削っていかないとどうやったって長時間労働の問題は解決されないんじゃないかと思うんです。
ぽぽ、考えた
もちろん、「やるべきこと」と「やった方がいいこと」の線引きって難しいと思います。
ただ、保護者の立場からすると、「あれ?今年はあの行事無くなったの?」となった時に、学校側を信頼するということが大事だと思います。
もちろん、そういう時には学校からの説明もあると思いますし、そういうのが無くて気になるなら直接聞けばいいことです。
そもそも改悪しようと思っている学校関係者なんていないと思うので、もし何かの行事が削られたり、新しい取り組みが始まったら、まずやってみて、それから判断するということでもいいんじゃないかと。
学校というのはあまりにも前例踏襲が多いなと思ったりするので。
まあ子どもたちが関わることなので、新しいことをやるよりは経験したことのある「安全策」に向いてしまうことはあるという気持ちもわかる気はするんですが…。
と、まあそんな風に考えた次第でした。
今回はこの辺で!