東広島で登壇した男性の家事参画セミナーに参加してくれた方からの声を目にして感じたこと

主夫のぽぽ(@carp0p0)です。

少し前の話になりますが、先日の東広島で開催した男性の家事参画セミナー。

参照:東広島市で男性の家事参画セミナーに登壇しました。 – 主夫のぽぽさん

参加者の方の声などを書いてみたいと思います。

「名もなき家事ってなぁに?」参加者の声

今回参加していただいた方は全部で37名。そのうちアンケートに答えてくれた方が29名とのことでした。

まずは定数的なものとして嬉しかったのが、回答してくれた男性が18名と半数以上だったことと、講演の内容に満足していただけた方は29名中26名で90%の方に満足いただけたということですかね。

まあ当然全員の方に満足してもらえるのが理想なんですが、何度かセミナーやっててもここはなかなか難しいですねー。

続いてアンケートの自由記入欄からの声を拾ってみます。

自分は家事をやっていると思っていても妻とのギャップがあったのは「名もなき家事」の部分が大きいんだと理解した。(男性)

序盤で名もなき家事がどんなものなのかというのをお話ししました。そこで気づきを得てもらえたのは大変嬉しいですねー。

夫はゴミ出しという家事をやってくれます。ちゃんと各部屋のゴミ箱から収集用のゴミ袋に詰めてゴミステーションに持っていってくれていました。当たり前だと思っていましたし、夫は家事をしてくれないと思い込んでいましたが、忘れていたんだなと。名もなき家事ってこういうことなのか!と納得しました。(女性)

女性側からこういう意見が出るのは大変嬉しいですね。

今回は男性の家事参画セミナーということで男性に向けて「家事やろう!」的なメッセージが色濃く出した感じになりました。

でもね、多くは女性がやっているとされている「名もなき家事」って本来は男性とか女性とか関係無くて。

男性がやっている「名もなき家事」ってのもあるんですよね。例えば重いものを運ぶ、高いところの掃除、パソコン関係、車の運転だってそうだと思います。この辺りは男性がやってること多くないですか?

でもそれが当然だと思ってしまい、忘れ去られたり無視されたりってこと無いですか?

参照:「名もなき家事」の問題は名前が無いことではなくて当たり前すぎて無視されてしまうこと – 主夫のぽぽさん

現在の日本では女性に家事の皺寄せがいっている家庭が多いのは事実です。

だから男性の家事参画セミナーなんてものが開催されるわけですしねー。

その他にも、

  • 片元さんのエピソードをもっと聞きたかった。
  • 夫婦のこれまでを振り返るきっかけになりました。
  • とても内容の濃いセミナーでした。

という声が。ありがたいですねー。

ぽぽ、考えた

セミナーで話したことですが、結局は夫婦でどれだけの分担をするかということを話すことが最も大事です。

わかってるよ!って思われるかもしれませんし、もっと具体的に!と言われる方もいらっしゃいますが、結局のところこれしか無いんです。

ただね、話すときに大事なのは、「夫婦は圧倒的に他人である」ということを意識すること。

一つ屋根の下に暮らし、同じものを食べて同じ時間を過ごす時間が長くなってくるとつい、パートナーも自分と同じようなことを考えているんじゃないかという錯覚に陥ることがあります。

でも、僕ら誰しもが見ているもの、感じていることというのはそもそも絶対的では無いし、その絶対的でないものから受け取った情報を持った二人がたまたま夫婦になって、同じようなことを考えているなんて、あり得るわけないんです。

そう思って話すと、ちょっと違った観点に辿り着けることもあるんじゃないかと僕は思ってます。

そんな感じです。

ということで今回はこの辺で!

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ぽぽ(片元 彰)

ぽぽ(片元 彰)

兼業主夫です。
NPO法人 ファザーリング・ジャパン中国代表。
時短家事コーディネーター。家事シェアコンサルタント。
夫婦関係を良くするコンサルティングも行っています。
タスク管理の最強ツール、タスクシュート時間術を実践中。
このブログでは僕自身が経験したこと、考えたことを書いています。

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