夏の甲子園が悪く言われることが結構多いので、思ったことをつらつらと。

主夫のぽぽ(@carp0p0)です。

こんな記事を目にしました。

「目指せ甲子園」が日本を駄目にする | 黒岩揺光

思うことをつらつらと。

高校野球への提言

『短期間のトーナメント方式』、『酷暑での投手の連投』、『それを美化する新聞社』、『学校の宣伝効果からくる絶対勝利主義』などなど、

『朝日新聞社主催 全国高等学校野球選手権大会』をはじめとする高校野球は問題だらけというか、現代に合わない部分、理屈では考えられない部分が本当に沢山あります。

私自身、元高校球児で夏はあと一歩で甲子園には届きませんでした。

弟はその無念を晴らしてくれて、県大会を制して甲子園に出ました。

まあ確かに高校野球やってる中で理不尽だなぁと思うことは本当に沢山ありました。

そういった部分を見事に文章にしてくれているのが、上記の記事だと思います。

ぐうの音も出ないくらい正論だし、ご自身も高校野球を経験されているので現実にどういうことが起きていたかということを解りやすく書いてくれています。

黒岩揺光さん、一度お会いしたい方の1人です。

そもそも甲子園(夏の高校野球)は無駄なのか?

上記の記事が間違いなく正しいということはわかっています。

それでも甲子園や高校野球に対して悪く思うことが出来ないのは、おそらく自分がその中でやっていて、人生の中で最も思い出深い青春の時期を野球に費やしていたから、否定されたくないという気持ちがあるからだと思います。

言われていることは正しいんだけど納得出来ないというか…。

私自身、小さい頃から野球が大好きで、甲子園という舞台に立ってプロ野球選手になりたいと思って幼少時代を過ごしました。

もちろん、ある程度の年齢になれば『プロ野球選手は
無理かな…』と思う気持ちも芽生えてきました。

ただそれでも、甲子園という舞台に立ちたいという気持ちだけは変わらず、どうすれば甲子園の舞台に立てるかという気持ちだけで高校を選びました。

高校野球をやってる時は必死で、試合に出るために勝つためにどうすればいいかということしか考えていませんでした。

こんな風に盲目的にやらせるような環境はいかがなものかと思うかもしれません。

それでも、それでもやっぱり無駄だったなぁと思うことは出来ないんですよね。

高校野球の何が良かったの?

よく言われるのは体育会系なので礼儀が身についたとか、上下の繋がりが深くて就職に役立ったとか、あれ以上辛いことはないからどんなことでも頑張れるとか。

私はそういうことは正直全く良かったと思いません。

ぶっちゃけ、ここで身につく礼儀って社会に出て役に立つかと言われれば、私の場合は逆に邪魔になりました。

言われることを一生懸命に出来ても、クリエイティブな考え方は出来ませんでした。

辛いことなんてその時その時で起こるし、過去の辛いことは忘れてしまうのが人間です。

そんなんじゃなくてですね、高校野球やってて良かったなって思うのはこの一点!

一緒にやった仲間一人ひとりにそれぞれエピソードがあって、それを何十年先になっても話しながら笑うことが出来るということです。

まあね、その他の競技スポーツをやっていた人からすれば、そんなのどのスポーツでも同じじゃんと思うかもしれません。

確かにその通りなんです。

高校球児だけが特別?

確かに注目度合いというか、甲子園だけは他の高校スポーツとは違って全試合NHKで放送されて特別な感じはありますけどね。

でもやってる本人はそんなことどうでもいいし、その時その時にしか集中してないですからね。

そもそも自分のことしか考えてないですから(笑)。

県大会で負けたチームの想いを背負って…とか、郷土のためにとか言いますけど、そんなことほとんどの場面で忘れてます。

結局は自分のために!です。

それでいいと思うし、お涙頂戴のように勝手にドラマ仕立てにしているのはメディアですから。

ぽぽ、考えた

私の言っていることは感情論です。

本当に問題が多いのが高校野球だというのは確かです。

問題をそのままにして続けるのは良いことではありません。

ただね、その高校野球を心の支えにしている人もいて、そのことを全て悪だと言われることを考えると複雑だなと。

今後少しずつでも良い方向に改善されていくことを望みながら今年も夏の甲子園をテレビで楽しみたいと思います。

ということで今回はこの辺で!

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ぽぽ(片元 彰)

ぽぽ(片元 彰)

兼業主夫です。
NPO法人 ファザーリング・ジャパン中国代表。
時短家事コーディネーター。家事シェアコンサルタント。
夫婦関係を良くするコンサルティングも行っています。
タスク管理の最強ツール、タスクシュート時間術を実践中。
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