「名もなき家事」の問題は名前が無いことではなくて当たり前すぎて無視されてしまうこと

主夫のぽぽ(@carp0p0)です。

先日のセミナーでもお話しさせてもらったんですけどね、「名もなき家事」。

この「名もなき家事」と言い出したのが誰なのかすごく興味があるところなんですが、おそらくミスチル好きな人なんでしょうね。気が合いそうです。

「料理」とか「洗濯」なんてのが「名前がある家事」で、それに付随する細々したもの、例えば「無くなりそうな調味料をチェックして買い物リストに加える」とか、「丸まっている靴下を伸ばして洗濯機に入れる」みたいなのが「名もなき家事」と呼ばれる部分になります。

こうやって考えると実は家事のすべてが「名もなき家事」だという考え方も出来るんじゃね?くらいに思います。

例えば「洗濯」なんていう家事は細々している名前も付けられないようなものの集合体ですから、「洗濯」という家事が本当は無いんじゃないのか?と。

今の時代、「洗濯」してくれるのは多くの場合、洗濯機ですし。

そんなことは置いておいて、「名もなき家事」って言ってもその行為自体に名前は付けられますよね?

  • 「無くなりそうな調味料をチェックして買い物リストに加える」
  • 「丸まっている靴下を伸ばして洗濯機に入れる」

という名前の家事です。

でもこれらの家事っていちいちその行為を説明するのが長いから名前が付けられないとかそういうことが問題ではなくて、無視されてるってことが問題なんですよね。

人は当たり前のことを忘れ、無視するようになる

「名もなき家事」の多くはやっている人にとっては”当たり前”になっていることが多いです。

タチの悪いことにやっていない人にとっても当たり前になっていることがほとんどでして。

“当たり前”って忘れるんですよ。しかも無視される。

昨日食べたご飯とか忘れるし、それ自体に興味がない人も結構いるでしょ?

端午の節句に兜を飾る家もあると思うんですけど、あれ、出した日は存在感があるのに、次第に風景に馴染んでいってそこにあるのが当たり前になって、意識しないようになって、5月5日を過ぎても飾ってるみたいな、そんな感じが「名もなき家事」にもあるような気がして。

「名もなき家事」を見える化しよう!名前を付けよう!というのは結構言われることというか、そうすることで気づくようになって、家事というのは細かいことも含めて流れでやってることであって、それを普段やっている人に感謝しましょう!みたいな流れになりやすいです。

もちろんそのとおりで、それで何ら問題無いんです。感謝することと言語化大事!

でも、根本の問題はここにあるってのは知っておかないといけないと思うんですよね。

ぽぽ、考えた

まずは「名もなき家事」を認識する。

そのあとは一緒に住んでいる人とどう分担するか話すこと、結局大事なのはそこです。

ということで今回はこの辺で!

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ぽぽ(片元 彰)

ぽぽ(片元 彰)

兼業主夫です。
NPO法人 ファザーリング・ジャパン中国代表。
時短家事コーディネーター。家事シェアコンサルタント。
夫婦関係を良くするコンサルティングも行っています。
タスク管理の最強ツール、タスクシュート時間術を実践中。
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