主夫のぽぽ(@carp0p0)です。
先日の結婚記念日、10周年ということで少し贅沢をしようということになりまして。
なりまして、というか僕がそうしたかったので。笑
何が良いかなぁと考えていたんですが、以前どこかで聞いたことがあったんですよね。
新潟に『旅行業界のプロが1位に選ぶ旅館の女将が選ぶ旅館』ということで有名になった旅館があると。旅館言い過ぎですね。しかもややこしいな…。
調べてみると家から1時間くらいで行けて、日帰り入浴も可能。
子供達が小学校、幼稚園の間に行って美味しいご飯と温泉をいただいてきました。
越後長野温泉 妙湶和樂 嵐渓荘
場所はこちら。
この地図が示す通り、周りにはな〜んにもありません。
日本秘湯を守る会にも入っているいわゆる秘湯、もしくは隠れ宿ってやつです。
始まりはおよそ100年前。
宿の創業者である大竹保吉さんがなんのためにか、井戸を2年間掘り続けて源泉を掘り当てたとのこと。
自然豊かなこの土地では、春は桜や山野草、夏はホタル、秋は紅葉、冬は雪、と四季折々の姿を見せてくれるそうです。
我々夫婦が訪れた当日はあいにくの雨。
ですが、それさえも絵になるような風景です。
建物は国登録有形文化財に登録されている、木造3階建て。
3000坪の敷地内にわずか17室の客室という贅沢な造り。
ラウンジや小上がりのロビーもあります。
そして今年の11月23日〜24日にかけては第30期竜王戦の第四局がこの場所で開催されます。
藤井四段の活躍で盛り上がっている将棋界ですが、今回の竜王戦は何と言っても羽生善治二冠が史上初となる『永世七冠』に挑むという歴史的な戦いです。
しかも第四局ということは早く決着がついて開催されないなんてこともないですし、もしかすると…この地で『永世七冠』が誕生するかもしれないんですよね。
そんな宿の”真弓”という部屋に案内してもらいました。
野球人にとってはとても覚えやすい名前。笑
日帰りなので食事の時以外この部屋を使うことはないわけですが、とても贅沢な気分。
窓からは渓流美を臨むことができます。
山里会席を食す
チェックイン後、お風呂に入りお部屋にて山里会席をいただきました。
こちらが前菜の数々。
わらびにゼンマイ。
つくしやミョウガ、あさつきなどなど、基本的には山のもののみで構成されています。
かぼちゃの冷たいボタージュ。
甘くてめちゃくちゃ美味しいです。
そして最初のメインと言ってもいいかもしれません。
【鯉の洗い】です。
臭みもなく、歯ごたえが良いです。
続いて鮎の塩焼き。
天ぷらです。ここで初めて山のものではないカニが出てきました。
そしてもう一つのメイン。【和牛の石焼き】です。
通常の山里会席ではついてこないんですが、記念日ということでグレードアップしちゃいました。
あっという間に焼けてしまいます。立ち込める香ばしい香りがこれまで十分食べてきたにもかかわらず、ここで再度食欲を掻き立ててくれます。
最後にお椀もの。
生姜ご飯と鯉こく、お新香に杏仁豆腐です。
鯉こくは好みが分かれると思いますが、僕は好きです。
生姜ご飯と杏仁豆腐が最後にさっぱりさせてくれます。
ぽぽ、食べた
どれもこれも美味しいものばかりで大満足でした。
35歳になりますが、基本的には脂っこいものが好きな僕は普段から好んで山菜などを食べることはしません。
でも、ちゃんと調理されたものはやはり美味しいんですよね。当然ですが。
パッと見た感じ目を引くような派手さはないけど、洗練された美しい外見に確かな味を感じさせてもらいました。
さて、こちらの嵐渓荘では今日紹介した【山里会席】の他にも【季節の料理プラン】や【期間限定平日プラン『美味厳選』】など様々なコースを選ぶことができます。
これからの時期は何と言っても【松茸】!
10月末までの【松茸三昧プラン】は必見です!
詳しくはホームページをごらんください。
大満足の結婚10周年でした。
ごちそうさまでした。
ということで今回はこの辺で!