主夫のぽぽ(@carp0p0)です。
いきなりなんですが、今日紹介するのは『けんちん汁』なんですけどね。
けんちん汁って自分では作らないけど、給食とかによく出てきたイメージ。
そもそもなんなの?って思って調べてみると、精進料理から始まったものなんですね。
諸説あるようですが、有力なのは建長寺というお寺で出されて『建長寺汁』から『けんちん汁』という名前になったよう。
こういう訛って別の名前になったっていうもの結構ありますが、大抵は『それ強引じゃね?』って思うのは僕だけ?ww
まあそんな話はいいんですが、先日湯沢に行った時に道の駅で見つけたのがこれ。
すげぇ!缶詰かよ!とか思ったんですが、こういうのこそ美味しいはず。
40年の歴史を確かめてみようと購入してみました。
大沢加工のけんちん汁
この商品を製造しているのは魚沼市にある株式会社 大沢加工さん。
災対食というジャンルを作られています。
非常食のより良いものという認識でいいと思うんですが、お腹を満たすためだけのものではなく、災害時に対応できる食事、すなわち『災対食』とのことです。
今回購入したけんちん汁はその災対食ではありませんが、賞味期限は3年と十分に災害時に備えられるレベル。
そういう会社の缶詰だからこそ味も期待できそうです。
けんちん汁は精進料理から始まったとのことですが、これには鶏肉が入っています。
てか、そもそも調べるまでけんちん汁って鶏肉が入ってるものだと思ってたから、なんの違和感もないけど。
いろんな野菜が入っていて、そのまま温めるだけで食べられるというのはめちゃくちゃありがたいですねー。
しかもこれだけで4〜5人前。
ただし我が家では4人でちょうど良いくらいだったので、5人となると少ないかなぁという量でした。
入っている野菜は、大根、人参、ジャガイモ、しいたけ、ごぼう、わらび、それ以外にもこんにゃくや鶏肉、油揚げ、そして車麩が入っているのは特徴的ですね。
缶切り、めっちゃ久々に使いました。
オープン!見えているのはこの時点では油揚げのみですが。
鍋に出してみると、めっちゃ具沢山で豪華!
火にかけて温めて、
器に盛って、小ねぎを散らせば完成です。
まあなんて簡単なことでしょう!
車麩。なんか豚の角煮みたいに見える。
人参の彩りもいいし、ゴボウや山菜の土の香りがする野菜もたくさん。
ということでいただきます!
ぽぽ、食べた
まず野菜が想像以上にたっぷり入っていることに驚きます。
汁を飲んでいるというよりは野菜の煮物を食べてるんじゃないかという感じ。
その野菜も缶詰に入っていたとは思えないほど、それぞれが主張してきます。
ごぼうなんかも食感を残しながらも柔らかくなっているのでとても食べやすい。
味付けはどちらかといえば濃いめです。
僕はこの方が好きですけどね、この辺は好みの問題かもしれません。
そもそもうどんや蕎麦にもぴったりです、と商品の紹介にも書いてあるくらいなので、それを想定して作っているものなのかもしれません。
いいものを見つけたなぁという感じです。
そしてこの缶詰はけんちん汁の他に、きのこ汁、またぎ汁などなど種類も豊富。
サイズも1号缶という15〜20人前のサイズがあったり、1人前のレトルトパックがあったりといろんな場面で使えそう。
てか15〜20人前って人数アバウトすぎじゃない?っていうツッコミは置いておいて。
1号缶をみんなで食べたりすると楽しくて旨そうだなぁなんて思ったり。
これだけでご飯が豪華になる逸品でした。
美味しかったです。ごちそうさまでした。
ということで今回はこの辺で!
こちらが1号缶。3キロってww
いろんな種類も食べてみたい!