主夫のぽぽ(@carp0p0)です。
現在新潟市で生活している主夫の僕なんですが、新潟に越してきた当初は企業に属して働いていたり、主夫になった時には子供達は幼稚園に通っていたりと、本当の意味で子育てに関して自分で調べたり、勉強したりってしたことが無いんですよね。
今回、パパ友からこんなイベントあるよってのを聞いてそんなふうに感じたんです。
んでそのイベントってのが【やさしい新潟 子ども・子育て応援フォーラム】。
新潟市の福祉部こども未来課が主催するイベントです。
主夫として生活している以上、しかも新潟が良くなってほしいと思っている以上、このイベントに参加しないという選択肢は無いなと思ったので、昨日参加してきました。
そこで勉強したこと、自分が感じたことなどを書いていきたいと思います。
やさしい新潟 子ども・子育て応援フォーラムの概要
この【やさしい新潟 子ども・子育て応援フォーラム】は子育てに関わる全ての人が参加できるイベントで、子育てに関する「あるあるエピソード」を披露したり、もっと新潟の子育て環境が良くなるためにはどうすればいいかということを考えたりするイベントです。
会場はこちら。
新潟市で子育てしてる人なら知らない人はいないですかね。
全2回で行われて、第一回目が昨日2月15日に開催され、第二回目は3月20日にやるみたいです。
もしこの記事読んで2回目からでも参加したいって思われた方は、下のリンクから申し込むことができますよー。
2回目行くし、もうここから先は読まなくていいやーなんて思った人はいませんよね?一回目の復習して行った方がいいと思いますよー。続きも読んでね。笑
てことで第1回目、今回のテーマは、「新潟市の子ども・子育てあるある」。
基本的にはパネルディスカッション形式で進んでいきます。
パネリストはこんな方々です。
- 新潟県立大学 小池 由佳さん
- NPO法人 ヒューマン・エイド22 椎谷 照美さん
- ファザーリング・ジャパンにいがた 事務局長 小平 勝志さん
- 子育てネットワークDaijobu 代表 伊藤 星良さん(すみません、HP等見つかりませんでした。)
そして司会は新潟お笑い集団NAMARAの大野まさやさん。
コメンテーターに新潟市長の篠田昭さん。
パネルディスカッションとは言いましたが、実際に会場に来ている人と一緒に新潟市の子育てについて考えようという意味で、「あるあるエピソード」に共感できた人は『ある!』という来場時に配布されたボードを上げたり、司会の大野さんがいろんな人の話を聞いたりという感じで進んでいきました。
やさしい新潟 子ども・子育て応援フォーラムで話されたこと
ここからはパネルディスカッションで実際にどんなことが話されたのかを簡単にではありますが紹介します。
先ずはオープニングで篠田市長が挨拶されました。
以前、新潟は子育てしやすい街という某雑誌のランキングで一位を獲得したこともあるそうです。初めて知りました。
続いて、新潟市政策改革本部の方から新潟市の現状についてのお話でした。
独自に行った新潟市民に対する意識調査では27.6%の人が、『新潟市は子育てする場所として魅力的ではない』と答えたそうです。
僕はそんなふうに思わないけどなぁ…まあその辺は後ほど書きます。
そして、パネルディスカッションに入りました。
先ずは「あるあるエピソード」をパネリストの方々から。
- 小平さん:パパの子育てあるある。寝かしつけ妨害や子供と一緒に遊んでいるとパパが楽しんでしまうというもの。
- 小池さん:職場復帰あるある。ママが育休から職場復帰後、早く帰りにくい。
- 椎谷さん:子供が生まれてからあるある。子供中心の生活になり、自分一人で楽しむ時間は無い。例えとしてご飯を食べに行った時や公園での話。
- 伊藤さん:周囲の目あるある。たまたまパパが子供を連れてトイレに行ったら、近くにいた方から『最近のパパはすごいのねぇ』なんていう悪気はないけど、ママにとってはショックだったという話。
とてもざっくりと書いてしまいましたが、それぞれが現在の立場から感じる「あるあるエピソード」をお話ししてくださいました。
それを元に、司会の大野さんが会場の方にも意見を聞くという形式になったんですが、印象に残ったのは『イクメン』に関する話題。
『イクメン』という言葉が嫌いという大野さんのパートナーの話から、会場の男性にイクメンについてどう思うかというふうな質問。
その男性は、『普通にやることなのに特別視されるのは嫌だ』と答えてらっしゃいました。素晴らしい!
僕も同意見で、このことについては以前記事にもしました。
【関連記事】早くイクメンって言葉が無くならないかなぁなんて主夫は思った。 | 主夫のぽぽさん
その後休憩を挟んで、再度ディスカッション。
ここでは椎谷さんの言葉が印象に残りました。
『育児でも家事でも得意な人が得意なことをやればいい』
『子育てが大変だと思うこともあるだろうけど、子供がいるから出来ることもある』。
こんなことをおっしゃってて、まさにその通りだなぁと頷いていました。
まさに我が家は得意なことを得意な方がやってるし、僕自身、新潟で出来た友達は子供がいないと知り合えなかった人がほとんどだし。
と、そんなこんなで最後に会場に来ていた人が事前に書いた「あるあるエピソード」が披露されました。
その中には双子ならではのエピソードがあったりいろんなものがあったんですが、気になったのは『パパの遊び方が下手』という意見。
補足説明的に『スマホで動画を見せて、それで遊んでいる気になっている』という話題にもなったんですが。
確かにスマホばかりでは良くないですよね。
でも体を使って遊んだり、外で遊ぶことだけが良い遊びだとは僕は思わないし、そもそも遊び方の上手、下手ってなんなんだろう?とは考えましたよね。
しかも、もしこの意見を書かれた方が、パパならではの遊び方が外で体を使って遊ぶことだと思っているのだとしたら、それは別にパパだけのものではないよなぁと。
と、まあだいぶ端折ってしまっていますが、そんな感じで今回は終了したのでした。
ぽぽ、考えた
新潟市で実際に子育てをしている人の生の意見が聞けたのは本当に参考になりました。
今回の「あるあるエピソード」や会場からの意見を元にして、次回は提案であったり、自分たちに出来ることはなんなのか?という踏み込んだ話になるそうなので、更に楽しみです。
今回参加して感じたことは、日本全国の子育て真っ最中にいるパパやママが感じていることを同じように新潟でも感じているんだなぁということ。
逆に言えば新潟ならではのものが聞けたらなぁなんて思ってはいたので、その辺は残念でしたが、そんなのなかなか無いですよね。
僕自身は新潟で主夫になって現在子育てをしている身ではありますが、環境という面では非常にいい場所だなと思っています。
最後にパネリストの小平さんから『地域で子育てを』という言葉が出ていましたが、特に地域のつながりは強かったりするんじゃないのかなぁと。
例えば小学校のPTA役員をやっていますが、周りから『自治会の人たちは子供たちのことを考えてくれている』とかそんな話はよく聞きますし、そもそも僕の周りの大人たちは自分の子供だけのことを考えている人はいないと思います。
幼稚園で知り合ったママ友はうちの子に対しても我が子のように接してくれる人ばかりだし、そういう土壌は作られているんじゃないかなぁと。
でも新潟の人ってそういう自分たちの良い面を自慢したがらないってのもあるよなぁなんて勝手に分析してるんですけどね。
そこも新潟の人のいいとこだったり。
そんなこんなで、自分にとって色々と考えさせてくれるイベントでした。
このような機会を作ってくれた新潟市の方々に感謝です。
あ、因みにこういうイベントがあるって教えてくれたのはパネリストの小平さんです。
ディスカッションでもビシッと意見を仰ってて大活躍でした!
はい。贔屓目ですけど何か?笑
今回はこの辺で!