主夫のぽぽ(@carp0p0)です。
今、巷を賑わせている話題で最も僕が気になること、それはトランプさんと安倍さんのゴルフに関すること。
どっちが勝つんかなぁ。気になって夜も眠れません!ってのは嘘です。
一番気になっているのはPTAに関する話題ですね。
来年度の役員を決めたりしないといけない時期だからなのか、様々な記事を目にします。
僕もいろいろ読んできたんですが、PTA役員を今年一年やってきたからこそ思うことがたくさんありました。
正直、来年以降も小学校は同じだしなぁなんて思って、書こうかどうか迷ったんですが…やっぱ書きます!
てことで今日はこれまで読んだ様々な意見の記事を紹介しながら、それについて自分が思うことを書きながら、なんてことをしてみたいと思います。
そんなにPTAはやばいのか?
事の始まりはこの記事からだったのかなと思います。
いや、そんな事ないかもしれませんね。
そもそもPTAに関してはこんな風に思っている人もたくさんいたのかも。
ただ、ここ最近表面化してきてることもあって、特に注目されたのかもしれません。
僕がここ最近読んだ中ではこの記事が始まりでした。
記事の中ではまず小学校の仕組みの話からPTAの強制加入に関する話になって、ベルマークの話まで書かれています。
要するに効率悪いし、どう考えたってもう少し上手くやれるでしょ?的な話です。
うんうん、わかるなぁってのは確かに感じました。
確かに小学校に関して、『なんでこうなの?』って思うことはたくさんあります。
これについては本気で改革していかないと良くなることはないでしょうね。
いきなり『これ用意して』問題とか、いろんなことで『平日昼間、学校来れますよね?』的に言われる問題とかは間違いなく今の時代にそぐわないと思うし、そもそも学校現場が非効率な証拠でもあるかなと思います。
教員の長時間労働とかも問題になってるし、そもそもの仕組みを変えていかない限り、学校現場は変わらないかもしれません。
んで、今回はそんな話では無くてPTAの話でした。
この記事で問題にされている、強制加入。
これに関しては、確かに良くないですよね。
てか、うちの学校もPTAの加入届けみたいなのってあったっけ?笑
んで僕自身の考えとしては、PTA役員を今年一年やりましたけど、入りたくない人が入らなくていいってのは全然アリだし、当然だと思いますね。
現状で任意加入のPTAってどのくらいあるんだろう?全国的に1割もあるのかな?
やりたい人がやらないと活性化されないし、良くならないってのは当然のことだと思います。
とりあえず役員の一年は耐えようみたいな気持ちだと、こうすれば良くなるんじゃないか?なんて考え、浮かんでくるわけないですもんね。
因みにベルマーク、これは問題外です。
ベルマークが貴重な収入源だってことは知っています。
ただ、あのシステムはどうにかしないといけないと思いませんか?
これに関しては学校とかPTAとかじゃなくて、あのベルマークを切って学校に持って来させて、それを保護者なりがポイントごとにまとめて集計してっていう一連の流れが良くないってのを思ってるってことです。
てかそもそも、パッケージなりを切って集める事無くないですか?
ベルマークがついている商品に関してはQRコードとか書いてあって、それをスキャンしてポイントを集めるとかに出来ないものなんでしょうかねぇ。
何よりも効率が悪いのがこのベルマーク収集だと思います。
PTAは必要でしょ!的意見
そしてこれに対するアンサーというか、そういう事じゃないよね!って記事がこちら。
僕は概ねこの方の意見に賛成です。
あ、またベルマークの話出て来た…と思いましたが。笑
やっぱり子供って地域で育てるものであって、その地域と繋がるためにも、地域から愛されるためにもPTAって必要であって、不要だなんて簡単に言う奴、出てこいやぁ的な記事です。
PTAに入会するとかしないとかそんな問題は置いておいて、子供たちを地域で見守って育てていくっていうのは子供が小学校に入ってよくわかりました。
確かに地域のおっちゃんたちが酒飲みながら楽しむ夏祭りの手伝いを、なんでPTAがやらなきゃならないんだなんて思うこともあるかもしれないけど、そういう地域のおっちゃんたちの子供たちに対する愛情みたいなものって結構大きいんですよね。
それは子供たちはわからないのは当然だし、大人になってもよく見ていないとわからないかもしれないけど、少なくとも僕はそういうふうに我が子だけじゃなくて地域のいろんな子を見て、時には優しく見守ったり逆に厳しく接したりっていう人になりたいと思います。
だから今はPTAとしてそういう場に関わりたいとも思うし、それが非効率だとも思いません。
全てが効率的に回るのであれば、苦労することなんて何もないです。
もちろん、不必要なものは切り捨てていくことも重要で、そういう目で見ていかなければならないけど、外から見るだけで何でもかんでも『いらないわーポイッ』ってするのは僕は嫌いです。
そして全てが白か黒かだけで判断できるものではないと思います。
グレーっていう色もあるんです。
それが良いっていう場合もあるんじゃないかと考えます。
僕がPTA役員をした経験から
んでこの記事です。
「PTAやばい」私たちの前にそびえ立つやばい世間の壁:日経ウーマンオンライン【河崎環の それでも女は生きてゆく】
ちょっと待てって思ったのは僕だけなのかなぁ。
この記事にあることが現実なのか?
ちょっと突っ込んでみたいと思います。
体感値としては5割までワーママ(パート含む)率が上がったにもかかわらず、相変わらず昼間に対面会議が何度も行われがちで、意思決定にはどんな些細なことでも先生たちによる何重もの関門があり、やはり何でも紙に印刷。
行事や地域ぐるみの会議があるたびに膨大な手作業、自治体のどこかから「PTA参加」会議や講演の動員がかかれば出席、地元のご高齢有力者にご挨拶回り、失礼や漏れやトラブルがあれば学校に馳せ参じて関係者に頭を下げ……。
参照元:「PTAやばい」私たちの前にそびえ立つやばい世間の壁-日本の小学校はこのままでは「やばい」し、PTAも「やばい」:日経ウーマンオンライン【河崎環の それでも女は生きてゆく】
そんなに対面会議する?先生の何重もの関門?
すみません、ここからは僕の感覚で話をさせてもらいます。
最初に少し説明すると、僕は今年度、学年部で部長をさせてもらいました。
んで、特に改革したいとかそんな思いは全く無く。
ただ、普通にやろうと思ってましたが、1年間で対面会議したのは2回だけでした。
それもその会議だけのために集まったなんてのはほぼ無し。
参観の前とか行事の前とかそんなもんです。
共有したり話し合いなんて全てLINEで十分でした。
まあ確かに全員がLINEしてたってのはラッキーだったのかもしれませんが。
先生の何重もの関門なんてあるの?先生も暇じゃないでしょ?
それでも先生方は色々と助けてくれましたよ。
保護者は在籍児童の親ですから、子どもの入学から卒業までの数年しかそこにご縁はありません。公立小の教員も2〜5年程度で異動しますから、それでなくともたくさんの児童のケアと業務に忙殺されるうえに腰を据えてじっくり学校改革に取り組むには、よほどの気概が必要。
大人たちはみな行きずりであり、学校やPTAへの不満なんてなんならその数年だけ我慢すればやり過ごせるものであり、やがてみんな赤の他人になるのです。そこで1年でも2年でも、自分の仕事や子育ての合間の時間を学校PTAのために割いて、まして組織に変革をもたらそう、合理化しようなんてするのは「英雄」、またの名を「奇特な人」です。
その奇特な人たちが、ある年に合理化に成功したとしましょう。でも、翌年に引き継いだメンバー(保護者も、先生もです)が同じ思想であるとは限らず、また同じスキルを持った人であるとも限りません。
参照元:「PTAやばい」私たちの前にそびえ立つやばい世間の壁-日本の小学校はこのままでは「やばい」し、PTAも「やばい」:日経ウーマンオンライン【河崎環の それでも女は生きてゆく】
えっ?みんなそんなこと思ってるの?
6年間のご縁?勿体無いなぁ。そのご縁を逆に繋げていけば良いんじゃないのかなぁ。
合理化に成功した人は奇特な人でもなんでも良いんです。
でもそのスキルとかノウハウって引き継げないものじゃないと思うんですけど。
しかも善意でPTAが復活したって学校の例が出てましたけど、その時にそれが正しいと思うんだったらそれで良いし、そうするしかないんじゃないのかなぁ。
マイナーチェンジしか出来ないならそれを繰り返していって最適解ってやつを見つけるしかないでしょ。
確かにPTA人材みたいな人がいて中長期的に変えていける人がいれば良いのかもしれないけど…それはどう考えたって現実的ではない。
因みに僕はそういうことじゃ無くてもPTAは変わると思います。
その変わるために鍵になってくる存在、それが父親なんじゃないかなぁと。
PTAに父親を!
記事の中にこんな意見がありました。
別の学校の話やPTA会長経験者の男性の話を見聞きすると、もし本気で改革をしたいならば、女性より男性のほうが発言しやすく、敵も少ない気がしました。強いトップダウン、そして継承ノウハウも必須です。しかし、保育園から小学校に上がった途端に、男性濃度が薄まるのはなぜでしょうか。
参照元:「PTAやばい」私たちの前にそびえ立つやばい世間の壁-日本の小学校はこのままでは「やばい」し、PTAも「やばい」:日経ウーマンオンライン【河崎環の それでも女は生きてゆく】
これは確かにそうかも!って思いました。
全国の小学生を持つパパ達、出番です!
女性より男性がどうのこうのとか言いたくはないんですが、こと現在のPTAという場に限って言えば男性の意見は貴重だし、受け入れられやすい傾向にあるというのは僕も感じます。
ただ、やはりPTAで男性というと会長や副会長といった本部役員ばかり。
僕のようにたまにそれ以外のヒラ役員がいても、次の年は本部役員に誘われたりというように、増えていかないんですよね。
でも、ここで問題になってるPTAヤバいなんてのは、本部の仕事の話では無いんですよね。
つまり,パパ達がもっとPTAに増えることが重要なんです。
そんなこと言っても、仕事してるし…?
いやいやいやいや、ママだって仕事してるんじゃないですか?
そんな中、都合つけてやってるんじゃないんですか?
しかも、やり方次第ではなんとでもなるはずなんです。
そのやり方を作っていくのはパパの力が必要なんじゃないかなと思うんです。
今回僕がやらせてもらった学年部でも僕以外にパパが一人いました。
その方は都合つけて色々やってくれてましたよ。
意見も出してくれて、おかげでうまく回ったと思います。
役員全員男性がやったらうまくいくのかってそういうことではないと思います。
女性の力ももちろん必要。
あまり男性だから女性だから、みたいなことは言いたくありませんが、少なくとも現在のPTAは母親中心に成り立っています。
もう少し父親が出てくることによって変わることは多いんじゃないかなと思うんです。
と、まあ僕の今年のPTA活動は周りに恵まれたから上手く出来たなと思っています。
この場を借りてお礼を言いたいです。
ということでPTAについて僕が思うことを喋りましたが、最終的にはみんな子供達のためにやっているというところにたどり着きますよね。
子供達のためにより良い環境を!と思うのは母親だけじゃないはず!
父親もPTAやろうよ!ってことで仲間が増えればいいなぁなんて勧誘で締めたいと思います。
今回はこの辺で!