家事をやりすぎるなんて狂気の沙汰だぜーと主夫が言ってみる。

主夫のぽぽ(@carp0p0)です。

昨日、こんな記事を読みました。

家事のしすぎ…なるほどねー。

一応主夫なので、それなりに思うこともありまして。

ちょっと書いてみたいと思ったわけです。

そのワイシャツ誰のものですか?

最初のこのくだり。

妻「食事の後にアイロンがけをお願いね」

夫「きょう仕事が忙しくて疲れているんだから勘弁してよ」

 テレビを見ながら晩酌を始める夫を横目に、妻が仕方なくアイロンがけをします。なんと、アイロンをかけるのは、翌日、夫が会社に着ていくワイシャツです。本来ならば、夫が妻にお願いするのが筋なのに、妻がお願いし、しかも夫がそれを断るっていうのは妙な話です。

 ところが、夫婦ともにそのおかしさに気づいていないという実態があります。

 妻が「これ、あなたのワイシャツなんだけど……」とこぼすこともなければ、「じゃあ、シワシワでもいいじゃない」とは決してなりません。周囲の厳しい目が気になるからです。「夫にシワのないシャツを着せられない妻」という批判を招きかねません。

まあね、よくある光景なんですけど…。

僕もね、結婚する前はアイロンがけが面倒って理由でワイシャツは全てクリーニングに出していたし、結婚した当初はやってもらってました。

結婚してアイロンのかけ方を教えてもらってからは自分でやるようになったんですけど。

記事の中では「シワシワのワイシャツを着せる妻」という批判の目があるだろうから仕方なくやるという感じですが、そんなの気にする事ないんですよ。

まあそこが気になっちゃうからこういう問題が起きてるんでしょうけどね…。

専業主婦になりたい女性とどちらでもいい男性

記事中の調査で「妻に専業主婦になってほしい男性」よりも「専業主婦になりたい妻」の方が多いという結果が掲載されています。

ここ最近の傾向ですかねー。

このことに関して僕は特に何も思いません。

専業主婦になりたいというのは個人の希望であって、それを周りがとやかく言う必要は無いと思うし。

国が女性活躍だなんだ言ってますけど、個人の暮らしにいちいち首を突っ込まれる筋合いはないですから。

むしろ、働くことだけが「活躍している」と捉えられるのはどうかなと思うし。

その家庭がうまく回っているならそれがベストな形なんです。

ただ問題はここでしょう。

「なぜ、専業主婦になりたいと思うか?」という質問(複数回答)については、女性の41.5%が「女性には家事や子育てなど、仕事をするよりもやるべきことがあると思うから」と答えています。
「夫がしっかり働けるようにサポートするのが妻の役目だから」という人も2割近くに上りました。

仕事より家庭のことが大事なのは男女関係なく、みんな一緒ですよ!

仕事よりもやるべきことがあるって、それ女性だけがやるべき?女性しか出来ないことなの?

でもそれを全て女性が担うって考えるのは何故なのか?

まあこれも結局、社会が生み出した考え方なんでしょうね。

これが結局、記事のタイトルにもある「家事のしすぎ」ってやつに繋がって、「あそこの旦那さん、しわしわのワイシャツ着させられて、奥さん何やってるのかしらね!」みたいな雰囲気を感じることになっちゃうんでしょうかね。

そしてもう一つ。

おーい、世の中の既婚男性ー、全く自立した個人として見られてませんよー。

自分のことと自分の家庭のことでやらなければならないことは自分でやりましょう。

丁寧な暮らしってなに?美味しいの?

出汁をとった味噌汁、四季を意識したお菓子、めっちゃ良いですね。素晴らしいことだと思う。

え?僕?出汁なんて取りませんよ!粉末最高!

朝食?昨日も言ったでしょ?グラノーラ大好きー!笑

記事の中でも触れられてますが、SNSに理想の生活なんて感じでアップされてますね。

インスタ映えっちゅうやつですか、あれはあれで素晴らしいと思うし、あんな暮らし出来たら良いなと思うから当然「いいね!」もたくさん。

うん、だって「いいね!」って思うもん。

でもね、押し付けがましくなっちゃ良くない。

その生活をしてる人たちにとっては、「押し付けてる気なんてない!自分たちは楽しんでやってるのよ!」って思うだろうし、その通りなんです。

ここはもう完全にバイアス(心理的な偏り)がかかってるってことですよね。

「ちゃんとやるのが当たり前」みたいなのが前提にあるから、そうじゃなきゃダメなんだって思ってしまう…。

そもそもちゃんとやるってなんだ?ってことなんですけど。

夫婦間でも「全てちゃんとやるのが当たり前」ってなってると、妻の方が「あれも出来てない、これも…」ってなって、いわゆる”名もなき家事”ってやつが生まれ、「そんな細かいこと…」って思う夫との間に溝が出来たりするのかも。

ここはすごく納得でした。

ぽぽ、考えた

と言うことで最後にこんなのを紹介したいと思います。

なんでもかんでも海外に倣うというのは嫌いなんですが、こんな感じらしいですよ日本以外では。

僕自身も家事なんてやらなくて良ければやりたくないってのが本音。

お手伝いさん雇いたいー!

食事?外食大好きー!

外注しよーぜ!時代はアウトソーシングだぜー!

なんて適当なことを叫んでますが。

理想ってのは当然誰しも持っていて、それに近づけたいがために色々頑張ったりもするってのは悪いことでは全然無いんだけど、それだけが全てじゃないってことも知っておくとすごく楽ですよね。

あと、働き方改革でいう「過剰品質」ってやつ。家事のやり過ぎってのもそれに当たります。仕事でもやりがちですが、もう一度自分がやってることを見直してみるのも良いかもしれません。

そしてもし、「いやー妻がアイロンがけしてくれなくてさー」っていう既婚者の男性がいたら、「は?自分でやらないの?ありえないんですけどー。」ってみんなが思える社会が健全だなと思ったりもするわけです。

男性のみなさん、アイロンがけくらいやりましょう。

それが嫌ならアイロンいらないタイプのものか、形状記憶の強いワイシャツを買いましょう!

ということで僕は今からインスタ映えするタルトタタンを作りたいと思います。笑

今回はこの辺で!

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ぽぽ(片元 彰)

ぽぽ(片元 彰)

兼業主夫です。
NPO法人 ファザーリング・ジャパン中国代表。
時短家事コーディネーター。家事シェアコンサルタント。
夫婦関係を良くするコンサルティングも行っています。
タスク管理の最強ツール、タスクシュート時間術を実践中。
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