主夫のぽぽ(@carp0p0)です。
暑いですねー。ラーメンなんて食べたくなくなりません?
はっきり言ってこんな猛暑の中、あんな熱いものを汗かきながら食べてる人の気が知れませんよね。
まあお店の中はね、クーラーがガンガン効いている環境なので特に関係ないのかもしれませんが。
エアコンが無いお店?そんなのありえないっしょ!
行く人なんているのか?
はい、いました!僕です。
ということで、新潟では超がつく老舗。
帰省すると必ずここに食べに行くという新潟の人もいるというくらい有名なお店、【白寿】を紹介します。
白寿 新潟市中央区西堀前通
お店の場所はこちら。
ご覧の通り、三越の近くという立地に佇むこちらのお店。
素敵な外観でしょ?趣がありますよね。
僕自身は新潟生まれではないので、思い出があるというわけではないんですが、新潟の人にとっては雪、米、酒と同じくらいそこに無くてはならないものなんじゃないでしょうか。
大げさだったらすみません。
入店します。
外観でお分かりかと思いますが、ドアを開け放っているということはエアコンなんてついているわけがありません。
この日の気温は余裕の30度越え。
L字型のカウンターの奥にいる店主さん、熱中症にならないのか?とこっちが心配になるくらい。
メニューはいたってシンプル。
『ラーメン』と『うま煮そば』の2種類。いずれも500円と超リーズナブル。
迷うことなく『うま煮そば』を注文します。
当然のようにいろんな雑誌で取り上げられています。
すごく期待が膨らみますよね。そしてまだ食べてもいないのに汗が出てきますよね。
ほどなくして着丼です。
妻と一緒だったのでテーブル席に座っていたのですが、そこまで運んできてくれるなんてことはありません。
カウンターに置いて、『お願いねー。運ぶときはあんまり丼を高くあげちゃダメだよー。』なんて注意を促してくれながら、客が運びます。
なんて優しいお店だ!
こちらが『うま煮そば』。
透き通ったスープ。
生姜やにんにくの香りが食欲をそそります。
その上にトロトロのうま煮餡がかかっています。
白菜中心に、ひき肉、もやしなど。
卵もとろけていて良い感じ。
麺は細めでこれまた餡がよく絡む。
トウモロコシを調理しようとして周りの皮を剥く時についてくる、『ひげ』の部分くらい絡んできます。
ということでいただきます!
ぽぽ、食べた
これは確かに思い出の味になるだろうなぁと。
干しエビが入っており海鮮系の風味をベースに生姜とニンニクの香りがとてもマッチしています。
うま煮というだけあって、当然野菜の旨味もたっぷり。
優しいんです。それは味しかり、店の雰囲気しかり。
食べ終わった後、お店の人が何も言わなくてもカウンターの上に丼を置いて、ごちそうさま!と言う。
お客さん自身でカウンターを拭く。
それに対して店主の方が『今日のお客さんはよく働くねぇ』なんて冗談を飛ばす。
そんな雰囲気が愛されているお店としての証拠だなと感じました。
何と言ってもワンコイン。
この味、そしてこの雰囲気が500円で味わえるなんて、やはりなくてはならないお店なんだなぁと感じたわけです。
とても美味しかったです。
ごちそうさまでした!
ということで今回はこの辺で!