主夫のぽぽ(@carp0p0)です。
僕が初めて新潟の地を踏んでもうすぐ丸4年になろうとしています。
前職で転勤を言い渡され、下見で来たのが真冬の2月。
ちょうど年に1〜2回あるドカ雪の日で、『やっぱ新潟って雪降るんだなぁ』ってしみじみ思った記憶があります。
ですがこのブログで何度も言っているように、僕は新潟に住んでこの場所が大好きになりました。
それは人に恵まれたり、食べ物が美味しかったり、適度に都会だったり、いろんな要因が絡んでくるんですが、とにかくこの地に来て良かったなと思っています。
ただ、私自身もそうであったように縁もゆかりもない地に転勤で引っ越してくるというのは誰がなんと言おうと不安なもの。
そこで新潟に転勤して約4年住んでいる僕が、これからなんらかの事情で新潟に住むことになった人に向けて、これを準備しておいたら新潟でも過ごしやすく、生活も楽しくなるよってものを紹介したいと思います。
新潟ってどんなとこ?
その前にまずは新潟の特徴について紹介したいと思います。
そもそも今回僕が言っている新潟は新潟県全域という意味ではないということは理解してください。
新潟県はとても広いです。というより長いです。
山形県にほど近い村上市から福井県にほど近い糸魚川市までの距離は約330㎞。
なんと北九州市から鹿児島市までの距離とほぼ同じ、つまり九州縦断できるくらいなんです!
つまり、新潟と一括りには出来ないんですよね。
新潟県の3大都市、新潟市と長岡市、上越市では文化や方言も違ってくるみたいなので。
みたいと言いましたが、上越市には行ったことがないので…ということで新潟と呼ぶのは新潟市のことだと考えてもらいたいと思います。
まず知ってもらいたいのは、新潟は日本海側最大の都市です。
これを知らない人も結構多いんですよね。
金沢市よりも人口は多いし、そもそも政令指定都市になってるのは新潟市だけですからね。
なので、例えば有名ブランドのお店や有名なチェーン店など新潟に無いということはほとんどありません。
かと言って街はごちゃごちゃしているわけでなく、本当に適度に都会。
気候はご存知の通り、雪国です…と言いたいところなんですが、新潟市中心部に限って言えば、雪はほとんど降りません。
最初に言った通り、年に1〜2回ほどドカっと積もるくらいの雪が降ることはありますが、それを言うなら僕の生まれ故郷、広島も結構降りますからね。
逆に広島の方から先に初雪の便りが届くなんてこともあるくらいです。
ただ、日照時間は少ないです。
これは日本海側特有の気候なので仕方ないかなと。
あとは食べ物が美味しい、人が優しい、酒が美味いなどいろいろ紹介したいことはあるんですが、この辺でひとまず止めておきます。
新潟に住むならこれは準備しておけ!
さてここからは、これがあれば新潟ライフを楽しむことが出来るよってものをいくつか紹介したいと思います。
1.レインブーツ(長靴)
これ無いと僕は生きていけませんでした。
予算が許すのであれば、いやむしろ少々無理してでも良いものを買った方がいいと思います。
冬、雪が降るからという理由だけではなく、やはり一年を通して雨が降ることが多いです。
だからってのもあるんですが、そもそも新潟では長靴で出かけたとしても違和感がありません。
例えば東京で長靴履いている人なんて、本当におしゃれな人か全くおしゃれとか関係ないと思ってる人のどちらかしかいないと思うんですが、新潟ではごく当たり前のように長靴で生活できます。
僕なんてこの時期はほぼ長靴で過ごしてますからね。
暖かい、スニーカーなど自分のお気に入りの靴を汚さなくて済む、などなどメリットがいっぱいです。
これまで雨や雪がほとんど降らなかった地域から引っ越してくる方、長靴なんて持っていないという場合もあるかと思いますので、早急に用意してください。
因みに僕のオススメはHunter(ハンター)のレインブーツです。
新潟に来てからすぐに買いましたが、今も全く問題なく使えています。
丈夫だしオシャレ感があるのも良いですよね!
2.除湿機
これ無いと僕は生きていけませんでした。
我が家ではこれを使っています。
いや、確かに結構なお値段しますし、これを買うなんて、前に住んでた岡山では考えられなかったんですけど。
でも新潟ってやっぱり晴れる日が少ないんですよ。
特に冬になると洗濯物が乾かない…。
もちろん浴室乾燥とか付いている家に住むことができればなんの問題も無いんですが、僕が新潟で住んだ家は2軒とも付いてなかったので。
これがあれば前日夜に洗濯したものが次の日の朝にはほぼ乾いている状態です(洗濯物の量にもよりますが)。
すると僕の生活リズムには合っているというか、子供たちに朝ごはんを食べさせながら洗濯物を畳むという行為が出来るので、そういう効率の面を考えても買って良かったなって思ってます。
因みに晴れる日が少なくて湿気も多いから、新潟には美人も多いんですよ。
だからそんなに晴れなくても良いです!笑
3.布団乾燥機
これ無いと僕は生きていけませんでした。
我が家ではこれを使っていますが、やっぱりふかふかの布団で寝られるというのはテンションが上がります。
さっきの除湿機と同じ理由なんですが、やっぱり布団も干せる日が少ないんですよ。
これなら暖かいふかふかの布団で寝られますし、雨や雪で濡れた靴や洗濯物も乾かすことができます。
因みに新潟は布団を干す日が少なくても、美人は多いです!
4.スタッドレスタイヤ
これ無いと僕は生きていけませんでした。
これは車を持っている人限定ですが、いくら雪が降らないと言われる新潟でも間違いなく必要です。
というより新潟では車が必要ですと言った方がいいかもしれませんが。
新潟は完全に車社会です。
というより電車など公共交通機関の利便性は悪いなと感じます。
ただ転勤族だしねぇ…と思った方、僕は今でこそ自家用車ですが、以前はこんなサービスを使ってました。
便利に使ってましたよー。
この辺はまた別記事で書きます。
5.その地を好きになろうとする気持ち
これ無いと僕は生きていけませんでした。
嘘です、生きてはいけたと思いますが、これがどんなものよりも重要なんじゃ無いかなって思います。
新潟の人はいい人が本当に多いです。
僕自身、いろんな県に住みましたが人の良さで言えばダントツかもしれないってくらい優しさを感じます。
でもこれって自分が『新潟…嫌だなぁ』とか『転勤族だから短い付き合いだし…』って思ってたら、こんな風にも思えなかったんだろうなとも考えるんですよね。
『郷に入れば郷に従え』とは昔の人もよく言ったもので、その土地ごとにいろんな文化や風習があったりするけれど、最終的には自分の心の持ち方次第でその地での思い出か楽しいものになるのか、嫌なものになるのかが決まってくると思うんです。
まあ転勤族の人にこんなこと言うのは釈迦に説法ってやつかもしれませんが、気持ちが大事ですよってことです。
ぽぽ、考えた
今は新潟に来て本当に良かったと思うし、もし知り合いで新潟に転勤してくる人がいたら『良かったねー』って言えるくらい良いところだと思っています。
ただ新潟ってどうしても雪国のイメージが強すぎて、転勤先になるにはネガティブな印象を持ってしまいがちなんですよね。
飛ばされた感が強いと言うか…。
失礼な話なんですけどね!
まあでも来てみたらいいところだって思ってくれる人が多いのも事実。
これからもどんどん新潟の魅力を伝えていければなと思っています。
ということで今回はこの辺で!