主夫のぽぽ(@carp0p0)です。
もうすぐ12月ですよ。師が走るとかいて師走ですよ。特に意味は無いですよ。
この時期ってやることが立て込んでて、猫の手も借りたいとか言うけど、猫の場合、足ですよね。なんて屁理屈を言ってみたくなるくらい心が荒んでくることもありますよ。
昨日の朝の出来事なんですが、長男と一悶着ありまして。
LINEブログの方では書いたんですが、簡単に説明しますと、長男がある宿題をやり忘れてたのを朝起きて思い出して、時間無い〜、もう無理〜、学校行きたくない〜ってなったって話なんですが、そこから思うことがあったので、書いてみようかのと思います。
先が見えない不安は誰でも一緒
今回の長男の件、なんで『学校行きたくない』まで飛躍してしまったのか。
父親に似ず、良く言えば真面目に育った長男くんは間違えることを恐れてしまいます。
どんどん失敗すればいいと思ってる僕的にはこの辺もいずれ変わってもらいたいなぁと願うわけですが、今回はそういう話ではなくてですね。
確かに『学校行きたくない』って長男が言ったのは、宿題忘れてたっていう失敗によって学校で怒られたり笑われたりするんじゃないかって思ったのもあると思うんですが、それだけじゃないとも思うんです。
それは長男が泣きながら話してくれた中で言葉を繋げながら紐解いていってわかったんですよね。
『時間が無い』と言い始めたんです。
当たり前ですが、もう時計も習って読めるようになってますからね、どのくらいの時間に出発しないといけないかはわかっています。
でも一年生の宿題なんて、さっさとやればものの5分くらいで終わります。
しかも忘れていた宿題なんて、読んだ本の名前と読書週間の反省を書くってことだけ。
時間がないわけではないんです。
でもさすがに何にどのくらいかかるかっていう見積もりみたいなのはまだ無理。
結局、先が見えないから、『もう無理だ〜嫌だ〜学校行けない〜行きたくない〜』ってなってるんじゃないかなと。
大人でも一緒ですよね、何かをやろうとしたとき、次に何をしないといけないかが明確になっていれば何となく安心感。
でも次に起こす行動が何なのか、それにどのくらい時間がかかるのか全くわからない状態では不安になってしまいます。
その心理状態がこの日の長男くんなんですよね。
とにかくやるべきことを細かくする
そんなときはどうすればいいか?
僕の答えは【やるべきことを行動出来る範囲まで細かくする】です。
例えば年賀状作成。正直言って面倒じゃないですか?だからなかなか腰が上がらない。
だったらもっと年賀状作成を細かくします。
例えばまず『写真を選ぶ』でもいいと思いますが、それでも腰が上がらなければ『PCを立ち上げる』でもいいと思います。
これ、いろんなタスク管理の本とかにも買いてあるので、別に僕だけの秘密のやり方でもなんでもないですが、これしかないかなぁって思ってます。
今回の一件で言えば、宿題をやるってことだけだとどのくらい時間がかかるかわからない、先が見えない不安に長男くんは襲われていたわけです。
小学校一年生で自分で考えるのはまだ無理かなぁと思ったので、指示を出します。
『早く宿題をやろう』と言うのではなく、とにかく細かく砕く。
- 『出来ていない宿題を見せてみて』と机の上に持ってきてもらう。
- 『どこをやれば良いの?』と確認する。
- 『鉛筆を出そう』と書くための準備をする。
- 『書いてみよう』と促す。
こんな感じでしょうか。
もっと細かくしようと思えば出来るかもしれませんが、今回はこんな感じでした。
やり始めればすぐに終わります。本当にあっという間に。
んで終わった後は何事もなかったかのように学校へ行くわけです。
一応最後に『こんな風にちょっとずつでもやっていけばいずれ片付くんだよ。』と長男くんに言ってみました。
わかったのかわかってないのか、よくわからない感じで頷いてました。
ぽぽ、考えた
まあね、今回の件で言えばそこまで親がやらないといけない?みたいに思う人もいると思いますし、もちろん僕もこんな風にやることだけが正解だとは思っていません。
しかも根本的なことを言えば本当に宿題やってなかったから『学校行きたくない』って言葉が出たのかどうかすらわからない。
考えだしたらキリがないんですが…。
でも考え方としてこういう風にやればいいんじゃないのか?ってとりあえず伝えてみて、あとは子供達がどういう選択をするのかを見守っていきたいなと思ってるんです。
たまたま上手くハマったというか、いつもこんな風に出来るわけじゃないし、むしろ『早くしろ!』って言っちゃうことが大半ですけど、しかも自分もやりたくなくなって投げ出すこともありますけど、今回は自分への備忘録としても書かせてもらいました。
んで、なんか昔にこんな話を誰かにしたような気がするよなぁって思ってたら、ファザーリング・ジャパン にいがたのホームページにコラムを書いた時に同じようなこと言ってました。
僕のところはどうでもいいんですが、その他のメンバーがためになることなどなど、いろいろ書いてましたので興味ある方は読んでみてくださいね。
パパコラム – ファザーリング・ジャパンにいがたのホームページはこちら。
てことでこんな感じで毎日が子供との格闘ですが、楽しんでやっていきたいと思います。
なんかまとめ方、下手くそだな(笑)。
僕のストレス発散に付き合ってもらい、ありがとうございました!(笑)
僅かでも今回のお話が皆さまの日常や子育ての手助けになれば幸いに思っております。
てことで今回はこの辺で!