博多駅前の道路陥没復旧から働き方の問題などを考えてみる。

主夫のぽぽ(@carp0p0)です。

一昨日はこんなニュースが流れてました。

博多駅前の陥没現場 1週間ぶりに通行再開 | NHKニュース

これ、本当にすごいなぁと。

あれだけ大きな穴が空いて、たった一週間で何事もなかったかのように通行再開できるって…。

日本の底力だ!みたいなこと言ってるメディアとかも多いし、確かに技術力とか全く素人の僕から見ても感動に値するものだったんだけど、何ていうか…良い意味でも悪い意味でも日本らしさを象徴する出来事だったんじゃないかなぁなんて思っちゃったんですよね。。

ということで今日はちょっと真面目に道路陥没から働き方なんかに繋げて書いてみようかと思います。

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外国から見た日本

外国人「異例のスピードだ!」博多陥没、事故現場の通行再開 たった1週間で復旧→海外「日本の現場力が凄い!さすが!」 海外の反応|海外まとめネット | 海外の反応まとめブログ

こんな感じらしいです。

まあ日本のこと褒められるのは日本人として悪い気はしませんよね。

因みに今回ほどの大規模な道路陥没だと、通常復旧までには数ヶ月かかってもおかしくないそうです。

それを一週間で終わらせる…実際に市長さんが陥没後におっしゃってたみたいですね。

やりきった事自体は本当にすごいと思うし、日本の技術力やこういう緊急災害時での団結する力みたいなのは世界にも認められていると思うんですが、若干違和感みたいなものを感じちゃったんです。

これだけ世界から見ても『すごい!』なんて思われるってことは他の国では当たり前じゃないわけで。

てことはもしかしたら、やり過ぎとも言えるんじゃないの?って。

確かに緊急事態だし、あんな場所にでっかい穴が空いて、人も通れないのは当たり前だけど、停電したりとか穴が広がらないとも言い切れないから、そのことで周りのビルも倒れたりしたら…なんて考えれば今回に限って言えば、早く埋めることはもちろん必要なことだとは思うんですが…。

おもてなしの心と過剰品質

滝川クリステルさんもおっしゃっていた『おもてなし』。

なんだか懐かしいですね。

これで2020年は東京でオリンピックが開催されるんですから、日本人のこういう姿勢は評価されているんですよね。

僕自身も日本大好きで海外移住なんて全くもって憧れたこともないし、おそらく一生を日本で過ごして終わると思います。

それは日本語しか喋れないとかいう理由もあるんですが、やっぱり不自由なく暮らせているから。

でも、実際問題やり過ぎてる面もあるような気がするんですよね。

24時間営業のお店。

確かに便利で僕も何度も深夜に使ったことあるけれど…。

『お客様は神様です』という言葉。

うん、そういう気持ちは大事なのかもしれないけれど…。

僕自身、現在は主夫ですがそれまでは普通にサラリーマンやってました。製薬会社の営業職でした。

ドクターに自社の薬の良さを紹介して、処方してもらうってのが基本的なミッションです。

ただまあ相手は僕達よりもその分野に断然詳しいお医者さんや薬剤師さん。

薬の宣伝も大事ですが、それ以外でもニーズを満たさないと簡単には自社の薬を使ってくれません。当たり前です。

誰が言ってたか忘れましたが、『人が困っていること、やって欲しいことを自分がやればなんでも商売になる』んです。

だからお客様、過去の私で言えばお医者さんの望むことを汲み取って実行することが仕事でした。

それ自体は悪いことではないんです。

でもそれが行き過ぎると良くないし、成果を求めるあまり、ついついやり過ぎちゃうことってあるんですよね。

俗に言うサービス過剰とか過剰品質ってやつです。

因みに僕は本当に信頼のおける人に対してや自分で楽しいって思うことならいくらでもサービス出来るけど、それ以外には興味が湧かず…。

だからサラリーマンやってても出世しなかったでしょうね(笑)。

考えるべきはサービスを受ける側

話を元に戻します。

結局サービスが過剰になる裏側には、それを求めている人がいるのも事実。

24時間営業のお店だって、便利だから使っちゃうんです。

でもね、そこにはサービスする側の人がいるってのも忘れちゃいけないなぁと。

ワークライフバランスとか長時間労働撲滅とか働き方に関する議論が活発になっています。

残業(長時間労働)の理由としてよく出てくるのが、『相手がある仕事でお客様に合わせないといけないから』というものがあります。

サービス業なんてのはその最たるものかもしれませんね。

ワークライフバランス的に言うと、選択と集中とかIT化とか会議時間の見直しとか、とにかく仕事の効率化を進めて、出来る限り労働時間を短く、成果を高くして、生産性を上げようってことになると思います。

これはもちろん大事!

でももう一方、サービスを受ける側も考えないと長時間労働なんかの問題はなくならないですよね。

何度も24時間営業のお店を例に出してしまいますが、果たして深夜2時とかに営業してる必要ある?ってことも考えないとなぁって思うんです。

ある営業マンに金曜日の夕方、得意先から電話がかかってきます。

得意先:『この資料が欲しい!なるべく早く!』

営業マン:『月曜日でよろしいですか?』

得意先:『今すぐ持ってきて!』

こんなやりとり、あるあるネタじゃないかなぁと思うんです。

この営業マンは残業決定ですね。

もしかしたら休日出勤になってしまうかもしれません。

この得意先の人も考えて欲しいんです。

でも実はこの営業マンも、役所が定時に閉まってしまうことに文句を言っているかもしれないんです。

要するにどういうことか。

結局誰しもがサービスを受けているという立場なのを忘れてはいけないよねってことだと思います。

長時間労働撲滅とかワークライフバランスとか、働いている人だけが考えればいい問題ではなくて、みんなが考えないと解決しないなぁと改めて思うわけです。

ぽぽ、考えた

もちろん今回の博多駅前の道路陥没を埋めるというような緊急的なものもあると思います。

今が大事だって思うなら、やり過ぎくらいやらないといけないときもあるかもしれない。

でもサービスを受ける側が、どれもこれも便利になることばかり考えて、それが過剰になることによって結局自分たちの首を締めるんだったら本末転倒。

自分の生活なんかもいろんなサービスに支えられてるし、そのサービスを提供してくれる人にも家族がいて、誰もがお互いを考えないといけないんですよね。

日本は『おもてなし』の国です。

その精神は海外からも絶賛されているものだと思います。

ただ、長時間労働を日本から無くすとするならば、多少サービスの質が下がること、『おもてなし』が出来なくなることもやむを得ないという覚悟が必要なのではないかなぁなんて思うわけです。

まあでもとにかく今回の博多駅前の件に関しては、工事に関わった方々、ご苦労さまでしたとしか言いようが無いですね。

日本すごい!

ってことで若干締りが悪い感じですが、今回はこの辺で!

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