主夫のぽぽ(@carp0p0)です。
昨日のポッドキャストはこちらです。
昨日夕方、何気なくスマホを見てたら衝撃的なニュースが目に飛び込んできました。
これを見た瞬間、なぜかお腹が痛くなりました。
トイレでもう一度スマホを見ました。
やはり幻ではありませんでした。
信じたくない…いつか来ると思ってはいたけど…。
エルドレッド選手の活躍
2012年のことでした。
カープが新たな外国人選手と契約を結んだという記事が、これまたスマホのニュースにより僕の目に飛び込んできました。
その名は「ブラッド・エルドレッド」。
この名前を見た瞬間、僕は思いました。
なんてカープにぴったりな外国人選手なんだろうと。
Blood(血)とRed(赤)。
もちろん本名のスペルとは違うんだけど、名前の響きが最高だなと思わず妻に言ったことを今でも覚えています。
初年度は途中加入ながら活躍を見せますが、翌年は怪我もあって成績が振るわず。
本当の実力を見せつけてくれたのは3年目の2014年からでした。
開幕当初から打ちまくり37本塁打でホームラン王を獲得。
その後も存在感を見せてくれて今年で7年目。
カープの歴代外国人選手では最長の在籍期間。
確かに今期は出番も減っていたし、外国人枠の関係もあるけど…。
なんだかなぁ…。
広島の街とエルドレッド選手
エルドレッド選手を語る上では何と言っても本人の人柄と広島の街への馴染み具合を語らないわけにはいきません。
何と言っても真面目。
守備練習だって意欲的にやる。
野球選手なんだから当たり前だと思われるかもしれませんが、基本的に打棒を期待されて入団する外国人助っ人はそうじゃないこともあるんです。
外国人助っ人の先輩として、他の外国人選手への気配りなども。
そして、日本、いや広島に馴染もうとしてくれたその姿勢。
移動はママチャリ。
広島の街でチャリドレッドを見かけたという人は数多くいます。
お子さんも広島の小学校に通っていて馴染んでいたり、ママドレッドはホームランガールをしたり、周辺も含めてエルドレッド選手は「広島の選手」なんです。
カープファンはみんなエルドレッド選手が大好きです。間違いなく。
もうね、正直これ書いてて目頭が熱くなってきます。本当に。
ぽぽ、考えた
僕が忘れられないのは、2013年のCSファーストステージ。
甲子園での阪神タイガースとの試合で見せたプレー。レフトを守っていたエルドレッド選手は後方のフライをジャンプしてキャッチ、飛び出していた一塁ランナーもアウトにするというビッグプレイでした。
あれはカープが初めてCSに出場して、広島の街が大いに湧いた年。
考えてみればエルドレッド選手の活躍からカープは強くなってきたんじゃないかなとも思えます。
そしてもう一つ。
昨年の優勝シーン。
エルドレッド選手が怪我をした鈴木誠也選手をおんぶして、場内を回ったシーン。
優しさが滲み出ていたそんなシーン。
マツダスタジアムのプロムナード(JR広島駅からメインゲートまでの道)にカープの歴史がイラストで書かれているところがあるんですが、そこにも描かれているあのシーンの絵が僕は大好きなんです。
プロ野球選手として、いつかこの時は来る。
しかも外国人選手となれば契約など様々な問題もあると思います。
でもね、でも…ここからは僕の想いなんですけど、
これで、「はい、さようなら」ってのだけはやめてほしい。ファン感謝デーでセレモニーするとか、何かしらの送り出し方をしてほしい。
これだけ広島を愛して、広島に愛された外国人選手なのに、本当に「来季は契約しません、以上」ってそれでいいんですか?
いや、そりゃね、エルドレッド選手とお付き合いがあったとかじゃないですし、本当の人柄とかそんなんわかりませんよ。
でもね、そんなのあのエルドレッド選手の一生懸命さとか見てたらわかるじゃないですか。コメントとか、佇まいとか見てりゃわかるでしょう。
僕はあの姿勢に感動をもらったんです。
僕がブログで書いたからと言って届くとも思わないし、球団的にいろんな事情があるのかもしれないけど、もうね、このままだとね…ただただ悲しい、寂しいです。
もう一回、カープのユニフォームを着たエルドレッド選手が見たかった、てか見たい!
ほんまにずっと涙が止まりません…。
何度も言いますがエルドレッド選手は「広島の選手」だと思います。
なんとか球団にはそこんとこお願いしたいです。
今シーズンは新井選手の引退も含め寂しいニュースも多いですね。
今回はこの辺で。