ママがいいと言われたって子育てはするよ。だって父親だから。

主夫のぽぽ(@carp0p0)です。

賑わってますねー。萩生田さんの発言から。

いろんな捉え方があっていろんな見方がありますよねー。

今日はこのお話について。

「ママがいい」というのは概ね同意できる

萩生田さんの発言はこんな感じだったと伝えられています。

  • 0〜3歳児の赤ちゃんにどっちが好きか聞けばママって答えるに決まってる
  • 0歳からパパがいいというのはちょっと変わってる
  • 父親の育児云々かんぬんよりもその時期は母親と一緒に居られるような環境が必要
  • 育児も仕事。母親を労わる制度も必要なのではないか

いろんな報道の見出しだけを見ると父親としてはなんとなく批判的になってしまいそうですが、記事を読み比べたりしてみると、概ね間違ったことは言ってないんじゃないかなーと思います。

そりゃどっちが好きかと赤ちゃんに聞けばママでしょう。

ただ、父親が育児した方が子どもにとっても良い効果があるというのはデータとしてあるんですよね。

まあそれとこれとは別の話ということなのかな。

パパが抱っこして泣いている→ママにバトンタッチすると泣き止むというのはテンプレ中のテンプレですよね。

だって、ママのお腹の中に10ヶ月間ずっといて繋がってたわけですから、そりゃパパはかないませんよ。

ただ0歳からパパがいいと言うのはちょっと変わってるという発言は本当にそう思っているのであれば、異は唱えたいですよねー。

0歳からだってパパが良いって思われたい一心で頑張ってるパパの気持ちも考えて〜と思ってしまう。

あ、でも変わってるってのも悪い意味だけじゃないからいいのか?

僕もいろんなところで変わってるって思われてると思うし。

今回の発言は待機児童ゼロを目指すという話の流れの中で出てきたものです。

その流れってのもちゃんと聞かないといけないなとも思うんですよねー。

萩生田さん、良いことも言ってるんですよ。

子育てのほんのひととき、親子が一緒にすごすことが本当の幸せだと私は思います。仕事の心配をせず、財政的な心配もなく、1年休んでも、おかしな待遇をうけることなく、職場に笑顔で戻れるような環境をつくっていくこと。もっと言えば慌てず0歳から保育園にいかなくても、1歳や2歳からでも保育園に入れるスキーム(枠組み)をつくっていくことが大事なんじゃないでしょうか。

 子育てというのは大変な仕事です。これを「仕事をしていない」というカテゴリーに入れてしまうのがおかしい。世の中の人みんなが期待している「子育て」という仕事をしているお母さんたちを、もう少しいたわってあげる制度が必要なんだと思います。

萩生田氏「赤ちゃんはママがいいに決まっている」:朝日新聞デジタル

別に萩生田さんのこと知ってるわけじゃないし、支持してるとかそういうことでもないんですけどね。

父親だって親なんだから子育てするのは当然

僕はこう思うんですよ。

そりゃ苦しいですよね、頑張ってやってたって報われなかったとしたら。

ママがいいーって泣かれたら、「こんだけやってんのに、結局ママかよ…チッ」って気持ちになるのもわかります。

でもね、やらないといけないんですよ。父親だから。

いまだにこんな言葉聞くことないですか?

「男の沽券に関わる」

え?死語?

まあそうだとしても、今でもこんなこと思ってる人がいるようならそれこそそんな時こそ歯を食いしばって子供と向き合うべきですよ。

男なら責任を持つべきでしょう?男の沽券に関わりますよね?

0歳だろうが何歳だろうが父親が子供に関わらないなんてのは選択肢として無いんです。

当然いろんな事情があります。

でも子育てに関わることができる状況であれば、父親だってやらないといけないんです。

子供にとって迷惑?まあそうかもしれないです。

赤ちゃん泣きますもんね、ママがいいって思ってるんですよね、多分。

でも、やりましょう、だって父親だから。

こんなこと言うと、そんなこと言っても仕事が…育児出来ない状況が…云々かんぬんといろんな話も出てくると思いますが、とりあえずやりましょう。やる気は見せましょう。

何をもってしても全て育児をやらなくて良いという理由にはなりませんから。

ママだって大変!でもパパだって大変!

僕はNPO法人 ファザーリング・ジャパン中国の理事をやらせてもらってます。

NPO法人 ファザーリング・ジャパンというのは「笑っている父親を増やす」というのがミッションです。

でも今、パパを取り巻く環境も大変です。笑っていない、もしくは笑っていられないパパ多いです。

やれ働き方改革だの、ワークライフバランスだの、早く帰れだの、かといって成果は落とすなだの…。

あ、すみません、パパだけが働いている前提で話してしまいましたが、これはママも同じか…。

要するに食べるためにはお金がいる、ということは稼がないといけない、でも子どものことも考えて、自分のやりたい事もやりたい、その他諸々、いろいろ考えないといけないですよね。あー書いてるだけでうんざりしてくる…。

結論としてはこんなに世の中に誰がしたんだ?って怒りたくなっちゃいますけど、現状を憂いてるだけじゃどうしようもないので、結局は「うまくやる」しかないんです。

うわー抽象的ー笑

そのためには例えば夫婦とか家族の単位で考えるなら誰かにしわ寄せがいくようだと良い状況では無いし、支え合うってことが大切でしょ?

そのためには、パパだろうがママだろうが、働くことだろうが子育てだろうが、みんな大変なんだから「みんなが大変だ」ってことに本当の意味で気づかないと。

気づいた上でどう行動するかってのはそれぞれ違うだろうけど、気づいているのか気づいていて無視してるのかわからないけど、そういう人はまだまだいるなーってのは感じるし、それは家族の中で父親という役割の人が多いのかなーとはなんとなく思ってしまいます。

ぽぽ、考えた

途中で話がいろんな方向に行っちゃった感もありますが、とにかく、なんと言われようとママだけに家族の中のことの負担がかかってるようじゃいけないし、パパだって子育てだって家事だってしないといけないし、ってこんなこと書いてるとほんと、「オエーッ」って感じでガスター?ナウゼリン?そんな感じの薬必要!ってことになっちゃいますが、どうせやるなら楽しくやりましょう!

え?無理?そうですか…でも大丈夫です!なんとかなる!多分。

あと、子育て世代の方は萩生田さんの今後には注目していきましょうね。誰かが言ってました。政治家の人にみんな見てるよーって姿勢を表したり関心を持つことはものすごく大切なことだって。

スキーム作ってくれるはずですから。

と、まあ最後は他人任せな感じで締めるのでした。

あ、僕はなんと言われようとうざがられるくらい子どもに関わっていきたいと思ってます( ー`дー´)キリッ 笑

ということで今回はこの辺で!

Posted from SLPRO Z

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ぽぽ(片元 彰)

ぽぽ(片元 彰)

兼業主夫です。
NPO法人 ファザーリング・ジャパン中国代表。
時短家事コーディネーター。家事シェアコンサルタント。
夫婦関係を良くするコンサルティングも行っています。
タスク管理の最強ツール、タスクシュート時間術を実践中。
このブログでは僕自身が経験したこと、考えたことを書いています。

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