名もなき家事?なにそれおいしいの?見える化とプロジェクト化、でも…というお話。

主夫のぽぽ(@carp0p0)です。

“名もなき家事”って言葉、最近よく聞きません?

ミスチル好きな僕としては、あんまり良いイメージで使われないこの言葉とあの曲を結びつけちゃう感じで、嫌なんですけど。

先日こんな記事を見つけました。

今日はこの”名もなき家事”とやらについて。

そもそも”名もなき家事”って?

簡単に説明します。

例えばゴミ捨てという作業。これも家事の一つですね。

夫が『俺やってるぜ!』と胸を張って言うものの代表格です。

さて、ゴミ捨てってどうやってます?言ってることの意味がわからないですか?

玄関にその日収集されるゴミが袋にまとめてあって、それを出勤がてらゴミステーションに持っていきポイッと。

ゴミ捨てといえばこうですよね?そうです、さすがです!

と、言いたいとこなんですが…ちょっと考えてみましょう。

そのゴミ袋を玄関に置いたのは誰ですか?ゴミがゴミ袋に勝手に入って行くことなんて無いですよね?

今日は燃やせるゴミの日ですか?ペットボトルや缶、瓶ですか?そういうことを意識したことがありますか?

はい、ここで”名もなき家事”という言葉が出てくるわけですね。

【ゴミ捨て】。文字をそのまま読めばゴミを捨てること。

ゴミをゴミステーションに持っていくというのをゴミ捨てというのであれば、確かにそれはそうなんでしょう。全く間違ってはいないです。

でも、そのゴミを玄関に置いて夫に持っていってもらうまでには、その日が何のゴミなのか確認し、各部屋のゴミ箱からゴミを集め、専用のゴミ袋に入れて紐をキュッと縛る、この作業って何なんでしょう?ってことなんです。

【ゴミ捨て】という家事の中にこれらは入っているはずなのに、ややもすると見落とされている、もしくは気づいているけどそれは自分の仕事ではないと思ってやっていない、こういうのが”名もなき家事”だと言うことなんですね。

“名もなき家事”なんてものは無い

ここで僕のいつも読んでいるブログの記事を一つ紹介すると、

はい、確かにその通りで、そもそも”名もなき家事”なんてものはあり得ないんですよね。

【ゴミ捨て】で例えると、『ゴミをゴミステーションに持っていく』『各部屋のゴミを集める』『専用のゴミ袋を用意して集めたゴミを入れて縛る』、というのが家事のひとつひとつのタスクであって【ゴミ捨て】というタスクはあり得ないんです。

こんなのは家事を普通にこなしている人にとっては当然のことで。

だって順を追っていかないとどうやったって【ゴミ捨て】は出来ないわけだから。

でもまあ、一般的には【ゴミ捨て】という言葉で括ってしまうし、その方が何となくごちゃごちゃしてなくて良いという感じがありますかね。

ここには妻と夫の認識の違いが存在するわけで、この【ゴミ捨て】というものの中に細かくいろんなタスクが隠れているということに夫が気づいていない場合はまず気付かせないといけないし、気づいているけどやらない場合はそれなりの方法を示していかないといつまでたってもそのままになってしまって、いわゆる”やってないと思う妻”と”やってるつもりの夫”になっちゃうわけです。

見える化とプロジェクト化

じゃあこの認識の違いを埋めるためにはどうするか?

タイプ別に見てみましょう。

まずはそもそも『気づいていない派』。

【ゴミ捨て】はゴミステーションにゴミを持っていくことで、俺はやってるぜ!って思ってる人たちですね。

これは気付かせてあげましょう!それしか無いです。

要するに、事細かに全てを指示するんです。

『今日は何のゴミの日だっけ?』『じゃあそのゴミ袋を用意して!』『全ての部屋のゴミ箱をチェックしてきて!』『集めたら玄関に置いておいて!』『出勤の時にゴミステーションまでお願いね!』と。

ここまで言いましょう。

え?面倒臭すぎる?ですよねー。

そんなの気づいてやってくれよって思いますよねー。

でも気づいていないんだからしょうがないんです、気付かせてあげる、所謂”見える化”してあげないと。

じゃあ『気づいているけどやらない派』の人にはどうしましょうかね?

それは”プロジェクト化”ですかね。

【ゴミ捨て】、これは我が家の一大プロジェクトなんだ、だから夫よ、君に全て任せた!とこんな感じでしょうか。

仕事でも、今やっていることがどこに向かっているのかわからないことを延々とやらされるのは面白くないでしょ?だから【ゴミ捨て】というプロジェクトを全て任せるから責任を持って業務を遂行してください!と。

“見える化”と”プロジェクト化”やってみてはいかがでしょうか?

ぽぽ、考えた

とは言え…結局やるかやらないかはその人の気持ち次第です。

こんなこと書いておきながら何じゃそりゃって感じなんですが、本当にそこが大事なことで。

そもそも、こういうことやって!という指示すら出来ないという夫婦の関係になっているところもたくさんあるだろうし、最初から諦めているという人もいると思うし、そもそも自分が家事全部やりたいって思ってる人もいるだろうし。

価値観はまあ人それぞれあっていいんですけど、もしも今困っているなら、それを変えるためになにかしらのアクションは起こした方が良いよねとは思うわけです。

簡単に言うな!と思うかもしれませんが、変わるためには動くしかないというのもみんなわかっていることだと思うので。

あ、ちなみに【ゴミ捨て】すらやっていない人、それくらいはやりましょうね。簡単だから。

なんか今日はいまいちまとまっていませんが…。

ということで今回はこの辺で!

この記事が気に入ったら『いいね!』をお願いします。
役立つ情報をお届けします。

Twitter で

この記事を書いた人

アバター画像

ぽぽ(片元 彰)

ぽぽ(片元 彰)

兼業主夫です。
NPO法人 ファザーリング・ジャパン中国代表。
時短家事コーディネーター。家事シェアコンサルタント。
夫婦関係を良くするコンサルティングも行っています。
タスク管理の最強ツール、タスクシュート時間術を実践中。
このブログでは僕自身が経験したこと、考えたことを書いています。

夫婦でYouTubeやってます。
夫婦でお送りするYouTubeはこちら
noteも書いています。
ぽぽのnoteはこちらから
YouTubeでは妻と夫婦関係について、
noteでは「時間管理」「タスク管理」をテーマに書いています。

広告