主夫のぽぽ(@carp0p0)です。
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昨日はさぬきうどんネタだったんですが、広島にも有名なうどんがあるってご存知でしたか?
その名も【呉の細うどん】。
呉というのはご存知、広島県呉市。
最近だと、のんさんが声優として出演したり、クラウドファンディングで資金を集めて作ったりと話題になった映画「この世界の片隅に」の舞台となった街ですね。
因みに主人公のすずちゃんの実家である広島の江波という街は僕の母親の実家があって、生まれた時住んでいたり高校もその辺にあったりとすごく馴染みのある街です。
と、まあ小ネタはこれくらいにして、その呉市に古くからあるのがうどん。
それも細うどんというものなんですが、名前の通り【細いうどん】です。
最近では帰省時、父親の実家の倉橋島に渡るときに、このうどんを食べるというのが定番になっているんです。
ということで、讃岐に負けないくらいのうどんを紹介します。
呉うどん発祥の店『一心』
いつも訪れるお店はこちらの『一心』。
呉うどん発祥の地とも言われています。
因みに呉うどんはどうして現在の形として生まれたかというと、
昔から呉の町は「粋な町 港の町」とされてきました。
港町には「粋な人 海の人」が陸に上がり、限られた短い時間に好んで競って素早く食べた物がうどんとされています。
明治の頃には普通の太さだったうどんも「粋な人 海の人」に限られた時間の中で「早く 美味しく」食べて貰うために、出来るだけ麺を細く切って、早く湯がけて、御汁もたくさん絡むように……
出典元:呉名物「細うどん」の歴史|細うどん山乃家-細うどん・中華そば・田舎そば-広島県呉市のお食事処
こういうことらしいです。
因みに引用させてもらった山乃家さんも超有名店ですので、食べ比べてみてもいいかも。
ということでお店へ。
因みに今回初めて知ったこと、朝から開店してる!
いつも父の実家に帰省するときに昼食の時間に合わせていたんですが、そんな必要なかったです。
ということで今回は10時半くらいの来店でした。
お店に入ってメニューを確認。
至って基本的なうどんの名前が並んでいます。
ということで僕は『肉うどん』を注文。
麺、細いっすねぇ。
出汁は黄金色で透き通っています。
やっぱりうどんはこの色です。
ということでいただきます!
ぽぽ、食べた
まずご覧の通り、麺はかなり細めです。
一般的なラーメンの太麺と同じかそれより細いかも。
んで食べてみると…フニャフニャです笑。
笑っちゃうくらい柔らかめ。
コシ?何それ、美味しいの?ってレベル。
でもこれはこれで僕は好きですね。
コシの強いさぬきうどんはそれはそれで美味しいんですけど、小さい頃から食べてたうどんってこんな感じだったよなぁって。
んで特筆すべきは出汁なんですよ。
甘めのいりこ出汁がやはりこれまた懐かしい。
讃岐の血が流れている妻も『これはこれで美味しい』と言ってくれてるんで、本場も認める味として勝手に認定させてもらいます。
ただ唯一、コスパはそんなに良くないという…。
香川でさぬきうどんを食べるとどうしてもそんな気持ちになってしまう…。
でもそんなこと気にしません!
【呉の細うどん】美味いです!
ご馳走様でした!
てことで今回はこの辺で!
因みに呉は冷麺も有名です。