主夫のぽぽ(@carp0p0)です。
今日は主夫としてというよりは元会社員として書いてみます。
私自身も約1年前までは会社員でした。
とは言っても、まだまだ縁遠かった出世という話。
こんな記事が目につきました。
あえて「二流社員」を選んだ人たちの賢明なる生き方|News&Analysis|ダイヤモンド・オンライン |
あえて管理職を選ばない人々
この記事の見出しにある『二流社員』と呼ばれる人たち。
要するに出世を拒んできた人たちのことを言っています。
拒む理由は人それぞれで『自分の人生を満喫したい』とか『プレーヤーとしてやっていきたかった』など。
すごくないですか?こんな人生を選べるなんて自分に自信があってしかも周囲から見ても間違いなく優秀な人ですよね。
ただこれって全く違う側面から見ると問題だと思うんです。
管理職になることを選んでもらえなかった会社側
昇進して欲しいと望んでいるのに応じてもらえない…これって会社にとっては明らかに痛手ですよね。
だって、その人にマネジメントを任せたいと思っていたのに、また別の人を探さないといけないってことなので。
もちろん大企業なら替えはいくらでもいるって感じなのかもしれませんが、こういう風にやっていきたいと思っていた構想からは外れてしまうわけです。
じゃあなんでこんなことが起きてしまうのか?
よく言われるロールモデルの不在ってやつですかね。
管理職になると残業代はもらえない、責任ばかりが押し付けられて…というネガティブ要素ばかりが目立ってしまう、というか実際にそういう風に管理職が見られているからこんなことになってしまうのかなと。
イクボスって知ってますか?
最近ニュースでも取り上げられている言葉で『イクボス』というのがあります。
イクメンという言葉となんとなく似たニュアンスを感じるかもしれませんが、それもその通りでNPO法人ファザーリング・ジャパンが提唱する新しい上司像のことです。
全国の自治体の首長さんや大手企業でも続々と『イクボス宣言』が出されています。
「イクボス」とは、職場で共に働く部下・スタッフのワークライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)のことを指します(対象は男性管理職に限らず、増えるであろう女性管理職も)。
ここでポイントは『自ら仕事と私生活を楽しむことができる上司』という部分です。
部下に理解があって、自分は自分の人生を楽しむことでロールモデルになることができる、ひいては、部下にとってはこういう人になりたいという目標が近くにある状態になるということです。
ぽぽ、考えた
これを言ってしまうと本末転倒なのかもしれませんが、昇進しようがそれを拒もうが、その人の人生なのでその人の勝手ではあります。
しかもそういう人は優秀なので、どうやってでも生きていけるでしょう。
ましてや二流の生き方なんて全く思いません。
ただネガティブな理由から管理職になりたくないとか、昇進したくないと思わせてしまう企業の体質があるならば、それってどうなの?って思うわけです。
だって誰にとってもメリットが感じられませんよね。
会社はこの人だと思った人にその役職を任せられない、昇進を断る人はいろいろ悩まないといけない、誰にとっても得はありません。
まずは『イクボス』が広まっていくこと、そしてイクメンと同じようにそんな言葉が当たり前すぎて無くなっていけばいいなと思います。
あ、イクメンはまだまだ言葉としてなくなってませんが笑
会社というものに最近全く縁がない主夫の戯言でした。
ということで今回はこの辺で!