主夫のぽぽ(@carp0p0)です。
先日まで、神戸に行ってました。
理由はこれに参加するため。
働き方改革、ものすごく話題になってます。
そんな中でも一際注目を集めているのが、教職員の働き方。
僕も現在、PTAの本部役員なので学校に行く機会も多いんですが、先生たち大変そうだな…と感じます。
以前にはこんな記事も書きました。
教員の長時間労働ってどうにかならないのかな?子供達を預ける親が考えないといけないこと。 | 主夫のぽぽさん
もちろん教職員に限ったことではないけれど、子供達にとって親の次に接する時間が長い大人が先生です。
そこについて考えることはものすごく大事だと思うんですよね。
学校ワーク・ライフ・バランスシンポジウム概要
登壇者は主催のWLBC関西から福井正樹さん、文部科学省業務改善アドバイザーの川島高之さん、学校専門のワークライフバランスコンサルタント、澤田真由美さんという御三方。
参加者は当事者である教員や教育行政の担当者、このテーマに興味のある人など様々でした。
今回のシンポジウムは”対話型”ということで、登壇者だけではなく参加者も一緒になって考える形式。
登壇者だけがディスカッションするだけではなく、参加者にも問題が投げかけられながら進んでいきました。
主なテーマは【子供のために学校・地域・保護者が出来ること】。
単純に学校の先生が早く帰ることというのも、長時間労働が蔓延している現状では大事なことかもしれません。
ただ、それだけではなく『子供が学ぶ場としての学校が、より良くなるためにはどうすれば良いのか?』を前向きに考えるためのシンポジウムになっていました。
負担が集中している教育現場。疲弊する先生。
『学校』『家庭』『地域』、この3つが一体となって子供達に向かい合うのが理想的だということに異論を挟む人は少ないと思います。
ただ現状では『学校』に頼りすぎている部分あるのではないかと思うこと、多々ありませんか?
地域という面から考えると、昔ながらの地域のおっちゃんおばちゃんはいなくなり、いわゆる斜めの関係は薄くなっています。
それは見守りなどの機能が弱くなっているのを意味しますよね。
しかも本来は家庭の役割である躾を学校に求めたり。自分の子供しか見えない保護者は学校に過剰な要求を突き付けたり。
こんな状況で影響を受けているのが学校です。
当然、先生方の負担は大きくなり長時間労働、ひいてはメンタル不全を起こしてしまう人もいる。
じゃあこのことで最終的に悪影響を受けるのは誰でしょう?
言わずもがな、子供たちですね。
長時間労働で疲弊していたり、メンタル的に不安定になっている先生に我が子の担任をしてもらいたいと思う親はいないですよね。
それに加えて学校には先生がやるべき仕事じゃないことも多すぎる。
新潟では学校の前の雪かきまで先生の仕事なんですよ…。
余談ですが、長男の通う小学校では今年からPTAとして除雪機のレンタルを始めました。
それだけで先生の負担が減るならね…こういうことにお金を使わないと。
それはそれとして、とにかく先生の”無駄な”負担は減らすべきだと思うんですよね。
極端に言うと、先生は『子供と向き合う』ということにだけに集中してればいいでしょ!と。
何をしてもらうかではなく何が出来るのか
もう少し具体的に今すぐにでも出来ること。
現在の僕の立場、つまり保護者としては『何をしてもらうかではなく何が出来るか』という気持ちを持つことです。
そんな余裕は無いって?まあね、それぞれ事情はあると思いますし。
もちろん出来る範囲でいいと思います。
別に先生を過度に敬う必要は無いと思うし、学校に意見することが悪いとは思わないけど、信頼することも大事です。
てか、まさか自分の子だけ幸せになればいいから、そんな面倒なこと考えたくないなんて思ってませんよね?
我が子の幸せを考えるなら、我が子のことだけを考えるのは間違いですよ。
だって子供って周辺環境によっていかようにも変わるじゃないですか。
自分の子の隣にいる子、またその隣の子。同じクラス、同じ学年、同じ地域の子が幸せになるとこが自分の子にも良い環境を与えることになると思いません?
ぽぽ、考えた
僕としてはもっと保護者やPTAに頼ってほしいなとも思うんですよね。先生方には。
気を使うのもわかるんですけどね…。
今回のシンポジウムでも話があったんですが、保護者を上手に巻き込んでほしいなと。
子供達のためにという気待ちはみんな同じだと思うので、パートナーとして巻き込んでもらって、学校はこういうことで困ってますとかこういう連携していきたいということも伝えてほしい。
そして保護者は何が出来るか考える。これ大事です。
何度も言いますがそうすることが子供達のためだと思うので。
今年最後の記事は来年以降も考えていきたいことについて書いてみました。
ということで今回はこの辺で。
あ、忘れてました。良いお年を。