長時間労働撲滅プロジェクトに賛同、署名しました。自分なりに考えたこと。

主夫のぽぽ(@carp0p0)です。

24歳東大卒女性社員が過労死 電通勤務「1日2時間しか寝れない」 クリスマスに投身自殺 労基署が認定(1/2ページ) – 産経ニュース

先日のこの悲しいニュースを受けて、こんな署名運動が行われています。

キャンペーン · 長時間労働を撲滅して、日本から過労死をなくしましょう! · Change.org

私自身は賛同しましたし、署名もさせてもらってFacebookなどでもシェアしたので、このブログを読んでくれている人は知っている人も多いかなと。

かなり大きな社会問題なので、長時間労働に対するいろんな意見も出てきているし、この署名活動に対しての意見もあったり様々見受けられます。

そこで自分なりに考えたことを書いていきたいと思います。

署名活動に賛同したときの気持ち

まずこの署名活動がFacebookのタイムラインで流れてきたとき、正直そこまで深く考えること無く、賛同し署名しました。

長時間労働は良いことではないし、KAROSHI(過労死)なんて言葉があるのは日本だけだし、やっぱり働きすぎて人が死ぬなんて、当たり前だけど良いことじゃないよな、もし自分の家族や大切な人がそんなふうだったら…なんて感じで。

今回の署名活動の冒頭部分には、

「労働時間に上限を設定する」「インターバル規制を義務化する」法改正が必要だということを、働き方改革実現会議に届けましょう。

とあって、実際にそれくらい法改正をしないとこの事態は解決しないなとも思いました。

反論記事を読んで考えたこと

そんな中で流れてきたのがこの記事。

「長時間労働撲滅運動」には賛成できない。 – Outward Matrix

なるほどな…確かに働きたい人が逆に働けなくなったり、監視し合うようになるってのは良くないのかも…。

長時間労働だけが悪だと考えて規制されるのは、これまで自分も言ってきたような個人の生き方が尊重されるべきっての反してるかもな…。

そんな風にも考えたんです。

いや、待てよ。なんか違うな…。心に引っかかる感じが取れなくてモヤモヤ感たっぷりでした。

で、結局たどり着いた答えは、『やっぱりこれって個人の問題だけじゃないよなぁ』ってことでした。

たった1人で働くことは出来ない

先に紹介した「長時間労働撲滅運動」には賛成できない。という記事で書かれているのは、『働くのは個人の自由だし、長く働くことで充実している人もいる。それを全て長時間労働は悪だというのは良くない。』ということです。

確かに働くことは個人の自由なんですが、企業に属している場合はそれは自由にならないことが多い。

そういう仕事は大抵、チームで進めていたり、相手があってのことであったりします。

ということは、結局自由には出来ないということなんですよね。

だから苦しんでいる人が多いんだとも思うんです。

『働く自由』と『企業で働く自由』というのは違うってことですね。

と思っていたら、

会社員には「長時間労働をする自由」など必要ない – 脱社畜ブログ

こんな記事もあったりして。

自分自身の考え方はこれに近いなぁと。

この記事の中で最も賛同したのはこの部分でした。

残業を禁止しても週40時間は普通に働けるわけだから、勤労の自由は確保されている。もっと働きたいというのであれば、会社員を辞めて独立する自由もあるし、空いた時間で副業をする自由もある。仕事そのものは禁止されても、空き時間に仕事のための勉強をする自由までは制限されていない。残業完全禁止社会は、ディストピアとは程遠い。

会社で働くだけが仕事じゃないですからね。

「長時間労働撲滅運動」には賛成できない。を書かれた人は自らハードワーカーで労働時間も長いけど不幸ではないとおっしゃっています。

ワーカホリックは悪か? : 外から見る日本、見られる日本人

この記事では仕事に対して受動的か能動的かで働きすぎに対する捉え方が違うということが書かれています。

能動的に働いていればハードワークでも長時間労働でも関係ないってことなんですよね。

でもそれはあくまで働いている本人にとって幸せかどうかって話なんですよね。

大切な人のこと考えていますか?

という感じで私は、キャンペーン · 長時間労働を撲滅して、日本から過労死をなくしましょう! · Change.orgという活動を広めたいと思って今日の記事を書いていますし、これを読んでくれた人が少しでも賛同してくれたらいいなと思っています。

最後に、結局ここに辿り着くんですが『子育ては期間限定』です。

ウチの小学生の長男はもう人前で手を繋いでくれません。

寂しいけど少しずつ少しずつ親から離れていってくれています。

もちろん子育てだけではなく、自分たちが生きている一瞬一瞬は戻ってきません。

そんな時に考えないといけないのは、当たり前ですが自分にとって何が大切なのかということ。

長時間労働によって本人が辛い思いをするのはもちろんですが、その周りにいる家族や大切な人々も悲しい思いをするというのは絶対に防がないといけないことです。

これは今回の悲しい事件だけではなくて、例えばパパがなかなか家に帰ってこれないことでママのストレスが溜まったり、子供達ももっと遊びたいのに…なんて寂しい思いをするってこともしかりです。

それぞれ事情はいろいろある。でも長時間労働が良いことだとはとても思えません。

少しでも良い方向に動いていくことを望みます。

ということで今回はこの辺で!

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ぽぽ(片元 彰)

ぽぽ(片元 彰)

兼業主夫です。
NPO法人 ファザーリング・ジャパン中国代表。
時短家事コーディネーター。家事シェアコンサルタント。
夫婦関係を良くするコンサルティングも行っています。
タスク管理の最強ツール、タスクシュート時間術を実践中。
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