主夫のぽぽ(@carp0p0)です。
先日、あるフリーペーパーの取材を受けました。
詳しい内容は掲載してもらったものをみてもらえるとありがたいんですが、ざっくりとしたテーマはイクメンについて。
僕も含めた4人のパパで座談会形式で話すというものでした。
様々な面白い話が出たんですが、その中でも印象に残ったことについてちょっと書いてみたいと思います。
ママがパパを育成する
これ、よく言われるやつです。
家事や育児に関して、出来ないパパを褒めまくって、気になったことがあっても温かく見守ってあげるっていうやつ。
たまたまこんな記事が上がってたんですが、まさに通じるものがあるかもしれませんね。
いきなり即戦力として見るようなことはしない、最初はパパも家のことに関してはルーキーなので、一軍に帯同させて自信を無くさせるようなことはしない。
二軍でしっかり基礎を学んでもらって少しずつ育成していくというやつです。
確かに大事なことかもしれません。
取材の中でも話が出たのは、意外と男って打たれ弱い部分もあって、女性が思いもしない部分とか、不意に出た一言でへこむことあったりするんです。
洗濯物の畳み方、皿の洗い方などなど、多分ママからみたら全然ダメって部分もあると思うんですが、そこは気長に優しい目で見てあげてください。
打たれ弱い部分とは逆に褒めればつけあがるような一面もあると思うので、しっかり褒めてあげてください。
「そんな、ちょっと家事やったくらいで…」なんて思わずに、今後のためだと思って、ね。
と、まあここまではよくある話です。
僕は主夫なので少し違った目線から。
そうは言ってもパパ達も甘ったれんなよ!
僕はこんな風にも思うわけです。
傷つきやすい?男はナイーブ?うーん…。
まあ僕も男なのでわからなくはないんですけど、そこで話が終わってしまったら完全な思考停止ってやつでしょ。
よく言うママ友ってあるけど、パパ友って聞かないよねー。ってやつ。
女性はコミュニケーションが上手で、見知らぬ人とでもすぐに打ち解けられるけど、男性はそこが元来苦手だ、みたいなことをよく言われます。
確かにそうなのかもしれない…僕も得意ではないし、妻や周りのママ達を見てるとすごいなーと思います。
でもね、それって男性だからとか女性だからってことだけじゃないんじゃないかなと。
女性だってみんながみんな見知らぬ人に話しかけることが出来て、すぐに打ち明けられてママ友になって…みたいに順調にステップを踏める人ばかりではないですよね。
それでも、ちょっと勇気を出して「話しかけてみようかな」とか「あのコミュニティに入ってみようかな」とか思って行動してるんじゃないかなと僕は思うんです。
それは、自分のためでもあるけど、例えばママだったら子供のためにとかいうのもあるのかもしれない。
でも要するに自分の中の壁を取っ払って行動してるってことだと思うんですよ。
僕も主夫としてやってきて、新潟ではパパ友よりもママ友の方が人数多いくらいですが、最初はやっぱり不安でした。
幼稚園では基本ママが中心。その中に入っていけるのか?でも入っていかないと例えば子供達が友達と遊びたい!って言った時に可哀想だよなぁとか色々考えました。
でも、なんてことはなかったんです。
もちろん、周りにいい人が多かったという恵まれた環境だったのは大きいです。
でも、結局は僕が勝手に壁を作っていたのであって、それを自分から取っ払えば、なんとかなったんです。
これって男性だからとか女性だからってわけじゃなく、本人次第なんですよね。
もちろん生まれ持った性別ってのは存在してて、そこから脳の働き方が違うってのもわかるんだけど、それだけをもって理由にはならないよなとも思ったりするわけです。
だからパパ達も「男だから女性みたいに上手に関係づくりが出来ないよねー」とか「意外にナイーブだから褒めて育ててくれないと」みたいな部分に逃げるだけじゃダメですよーってことです。
ぽぽ、考えた
まあそうは言っても、現段階でパパが家事とか育児とか得意じゃないけど頑張ろうとしている場合、ママには長い目で見てあげてほしいと思います。
もう子供を見るくらいの感じで。
んでパパ達はそういう風に見守られていることを自覚しましょう。
そうするとお互いがお互いのことを思いやる気持ちも生まれてくると思いますよ。
ということで今回はこの辺で!